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エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

冬枯れの街へ・・・同輩よ書を捨てる覚悟を持て

2010年12月31日 | 日記
今日は大晦日である。
いよいよ押し迫ってきました。

晦日、上野で友人と会った。
寒さで震え上がるような気候、モノクロな風景の中に色彩が点じている。



落ち葉に埋もれる公園は羨ましい。



椿に降り積む落ち葉が、吹き飛ばされることも無く積っている。



モノクロに点ずる赤色が一際鮮やかに見えるのである。



上野のお山は沈黙の中にある。
崩れしままの石垣である。

石垣は、寺社が武装していた時代の名残であるのか・・・。
幾百年の時間をただ見つめている。

維新のアームストロング砲の轟音も、志士たちの叫びも全て吸収して沈黙を決め込んでいる。



見上げる空である。
上野のお山は、歴史のブラック・ホールである。



山茶花の白き花弁にきみを思うのである。



越前水仙が乱舞する。
寒いからこそ咲けるのである。



同輩よ、書を捨てよ。
同輩よ、くだらないプライドを捨てよ。

そして街に出で、周囲を見渡せよ。
美麗なる景色も、セクシュアルな景色も、Etc Etcである。



コケティッシュなきみのお尻にカラスが糞を垂れている。
カラスというのは、とんでもない輩である。






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                     荒野人


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