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エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

源氏山

2017年10月14日 | ポエム
鎌倉へ至る山道。
切通しこそが、鎌倉の象徴である。

七口の切通しを辿らなければ、都邑には至らないのである。
険しい山道、狭い切通し、である。

銭洗弁天を右に見て、切通しを上る。
源氏山の頂上、である。
頂上の手前を左に折れて山を下ると、鎌倉の都邑に至る。

険悪な山道である。







「頼朝像蜻蛉の過る目先かな」





源氏山の頂上には、頼朝像が立っている。
この日、頼朝像の周囲には赤蜻蛉が翔んでいた。

鎌倉は、何日も掛けて散策すべきであると思う。
目的意識を以て、歩く事。
通算で、5、6度来た事がある鎌倉だけれど・・・。
目的意識を以て歩くのは、この日が二度目。
楽しい、のである。



      荒 野人