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エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

化粧坂から源氏山へ!

2017年10月13日 | ポエム
化粧坂は、源氏山から鎌倉へと至る切り通しである。
誠に険悪な山道である。
かくいうぼくは、その坂を攀りきって減じた間の頂上に至った。
翌日に、太腿の張りと痛みに襲われた。
加えて、臀部も張っていた。



岩山を登攀するイメージである。
良く滑らずに攀りきったものだ、と思う。

化粧坂もまた、七口の一つである。
鎌倉の都に入るのには、この七口のどれかの切り通しを経なければならない。

三方を山、もう一方は海と云う護るに難い城邑であった事が分かる地理的な条件である。



この道である。



切り通しの見事さである。
秋湿り、と云うに相応しい山道である。







「雁渡し今も切所の化粧坂」







楽しい山歩き、を久しぶりに堪能した。
もちろんマイペースだから出来る、楽しみであった。

化粧坂で、一句と思うのだけれど・・・。
いま、われ、ここ、の原則を踏まえると詠みきれない。

呻吟している。


       荒 野人