平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

マイケル・ジャクソン 『Beat It』 ~マイケルはただひたすら「やっつけろ!」と叫び続ける! さあ、薄汚いオトナをやっつけようぜ!

2020年06月24日 | その他
 むかし、ビートルズ(BEATLES)の裏の意味は〝BEAT ALL(=すべてをやっつけろ)〟だってことを聞いたことがある。
 おおっ、そういう過激なバンド名だったのか! って驚いた。

〝BEAT ALL〟の精神はマイケル・ジャクソンに引き継がれる。

 マイケルジャクソン『Beat It』(1982年)

 

 やっぱマイケルはカッケーなあ!
 今、聴いても全然古くない。

 曲の内容は、ひたすら〝Beat It(やっつけろ!)〟を繰り返す!(笑)
 転調もなければ大きな曲の展開もない。
 トランスのように、ひたすら〝Beat It〟を繰り返すから、
 聴いている者は「そうだ、やっつけようぜ!」「やっつけようぜ!」という気持ちになる。
 シンプルであるがゆえにストレートで圧倒的なパワーの曲!

 とは言え、「何をやっつけるか」は聴く者に委ねられている。
 だからBeatの次に来るのは、Itという代名詞。

 僕がやっつけたいのは〝僕たちから搾取して偉そうにふんぞり返っている連中〟かな?
〝薄汚いオトナ〟に飼い慣らされて従順にはなりたくない。
 舐められてたまるかよ!

 MVでは、ふたつの対立している不良グループがケンカを始め、それをマイケルが仲裁して、いっしょに踊り始めるという展開なんだけど、マイケルは
「お前ら、ケンカしている場合じゃねえ! 本当の敵は別にいるんじゃないか?」
 と言っているように思える。
 下層の人間が争って、ほくそ笑んでいるのが上の人間だ。
 上の連中は怒りが自分に向くのを怖れていて、怒りの対象を別に向けようとする。

 それでは聴いて下さい!
 Michael Jackson - Beat It (Official Video)(YouTube)
 ※3:52からのダンスシーンは圧巻です! マイケルのダンスの基本が詰め込まれている!
 

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