平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

ファミレス『ガスト』で、ロボットが料理を運んで来た話

2022年11月16日 | その他
 ひさしぶりにファミレス『ガスト』で食事をした。
 都内のすこし大きな店舗。
 注文はタブレットで。
 はいはい、いくらおっさんでもタブレットでの注文くらいできますよ。
 注文したのはチーズイン・ハンバーグ&コーンポタージュ・ライス・ドリンクバーのセット。

 しばらくすると驚くべき事が起こった。
 何とロボットが料理を運んで来たのだ!
「アオイ・トレイノ・リョウリヲ・トッテクダサイ」と言ったように聞こえたので、料理を取る。
 料理を取って終了ボタンを押すと、ロボットはそのまま帰っていった。

 いやあ、すごい時代になったものだ。
 回転寿司では注文したお皿がレールで運ばれて来るシステムがあるが、まさかロボットとは!
 これも時代の変化だなあ。
 大きな時代の転換期を目撃していると思う。
 今後、世の中はどう変わるのか?
 もう少しがんばって生きてみたいとも考えた。

 さて、話は戻って『ガスト』。
 おっさんは新たな難問に悩み出す。
 食べ終わった料理の皿をどう下げてもらうか?
 よく見ると、ロボットが他のお客さんの料理を運んで行き来している。
 では、帰って来るロボットに空の皿を乗せればいいのか?
 他のお客さんを観察する。
 料理の皿をテーブルに残して席を立った。
 なるほど、そのままにしておけばいいのか。

 これで安心して、ドリンクバーのコーヒーを飲みながら本を読んでいると、
「お皿、お下げしますか?」
 店員さんが声をかけて来た。なかなか可愛い店員さんだ。
「お願いします。ごちそうさまでした」
「ごゆっくりお過ごし下さい」

 たったこれだけのやりとりだったが、ほっこりした。
 やっぱり人間がいいよな。
 ロボットではこういうやりとりはできない。
 客がお皿を下げてほしいと思っていることにも気づかない。
 仮にロボットがお皿を下げに来て
「ゴユックリ・オスゴシクダサイ」と言っても、ほっこりすることはない。
 こちらもロボットには「ごちそうさまでした」と言わない。
 これがアナログの良さである。

 近い将来、自動車の自動運転はあたりまえで、
 ドローンが荷物を運んで来る時代が来ると言われているが、
 社会はどのように変わっていくのだろう?


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