ナレーション「さっそうと現れたふたりの刑事が鋭い推理を始める」
伊丹「杉下警部、これはおそらく自殺ですよ」
右京「いえ、これは殺人事件です」
ナレーション「オールバック刑事が殺人事件と推理! 果たしてその真相は!?」
…………
なるほど~。
右京さんたちの事件を、テレビのバラエティ・ドキュメンタリーふうに脚色すると、こうになるのか(笑)
オールバック刑事=右京さん(笑)
ワイルド刑事=冠城(笑)
劇中劇というか、遊んでいますね。
右京さんは〝オールバック刑事〟という呼び名が気に入っていない様子(笑)
伊丹(川原和久)もカメラを意識して、
「杉下警部、これはおそらく自殺ですよ」(笑)
ただ、遊びは冒頭だけで、あとは通常の『相棒』。
もっと遊んでほしかった!
関連していたのは、容疑者に突撃したディレクター野田啓一(やべきょうすけ)のカメラの映像に事件解決のヒントが記録されていたこと。
スマホ時代ならではのヒントでしたね。
ミステリーとして面白かったのはこのことくらいで、あとは安易で中途半端。
暗号も乱数表も字母表もなぜか偶然見つかってしまうし、犯行現場の特定など捜査の過程はせりふで処理されてしまったし、事件の背景・動機は犯人の告白で語られてしまったし、元・警官の立花和樹(袴田吉彦)のラストの告白(=怖かったから撃ち殺してしまった)も不自然だし、芹沢(山中崇史)との友情話も深く描かれることがなかったし。
全体的にドラマ、ミステリー要素が薄い。
人物の掘り下げもイマイチ。
なので、こういう遊びのエピソードは、無理にドラマを入れ込まず、徹底的に遊んだ方がいいんですよね。
冒頭だけでなく、全編を『密着捜査一課24時』の演出・脚色で描いていたら、刑事ドラマ史に残る異色作になっていたのに残念!
伊丹「杉下警部、これはおそらく自殺ですよ」
右京「いえ、これは殺人事件です」
ナレーション「オールバック刑事が殺人事件と推理! 果たしてその真相は!?」
…………
なるほど~。
右京さんたちの事件を、テレビのバラエティ・ドキュメンタリーふうに脚色すると、こうになるのか(笑)
オールバック刑事=右京さん(笑)
ワイルド刑事=冠城(笑)
劇中劇というか、遊んでいますね。
右京さんは〝オールバック刑事〟という呼び名が気に入っていない様子(笑)
伊丹(川原和久)もカメラを意識して、
「杉下警部、これはおそらく自殺ですよ」(笑)
ただ、遊びは冒頭だけで、あとは通常の『相棒』。
もっと遊んでほしかった!
関連していたのは、容疑者に突撃したディレクター野田啓一(やべきょうすけ)のカメラの映像に事件解決のヒントが記録されていたこと。
スマホ時代ならではのヒントでしたね。
ミステリーとして面白かったのはこのことくらいで、あとは安易で中途半端。
暗号も乱数表も字母表もなぜか偶然見つかってしまうし、犯行現場の特定など捜査の過程はせりふで処理されてしまったし、事件の背景・動機は犯人の告白で語られてしまったし、元・警官の立花和樹(袴田吉彦)のラストの告白(=怖かったから撃ち殺してしまった)も不自然だし、芹沢(山中崇史)との友情話も深く描かれることがなかったし。
全体的にドラマ、ミステリー要素が薄い。
人物の掘り下げもイマイチ。
なので、こういう遊びのエピソードは、無理にドラマを入れ込まず、徹底的に遊んだ方がいいんですよね。
冒頭だけでなく、全編を『密着捜査一課24時』の演出・脚色で描いていたら、刑事ドラマ史に残る異色作になっていたのに残念!