★この作品の魅力は「謎」だが、映像も大きな魅力
奈良の風景、鹿に朱雀門。異世界にいる様。
小川(玉木 宏)たちの下宿。趣がある。窓越しにコミュニケーションできるのも魅力。
高松塚などの古墳群に銅鏡。考古学的ロマン。
鹿、ネズミのCG。鏡に映る鹿男。
鹿に乗ったイト(多部未華子)。「マイシカです」←決めせりふ
この作品は今まで見たことのない映像を見せてくれた。
★今回はテーマめいたことも
自らの考古学的野心のために「目」をわが物にしようとする小治田(児玉 清)。
一方で儀式が行われなければ地震で多くの人が死んでしまうのに。
こんな人間のエゴを見てネズミはあきれている。
考えてみれば世の中には小治田の様な人間がいっぱい。
自らの利権のために道路財源を確保しようとする政治家、官僚、独立行政法人、業者。税金を私物化している。
もうひとつテーマめいたことを言えば、協力し合う人の力。
『目』の在処を探す小川、道子(綾瀬はるか)、イト。
小川は諦めるなと言い、イトが「木を隠すなら森。死体を隠すなら戦場」と指摘。それを受けて道子「鏡を隠すなら黒塚古墳」「黒塚古墳で発見されたのは34枚の鏡なのに、34枚ある」
知恵を出し合い協力し合えば解決できない問題はない。
そんなことを学校の金八先生が言えば、手垢のついたお説教になってしまうが、ファンタジーの形をとればすっきり頭の中に入る。
こんなテーマもあった。
神経衰弱のダメ男の烙印を押された小川。
それに対して怒る道子。
怒る道子にマドンナ(柴本 幸)。
「本当の小川先生のことは藤原先生が知っている。私は私。一番近くにいる人がわかってくれれば、それでいい」
誰からも好かれ理解されようというのは大変な話。それで自分をすり減らしてしまう。
理解してくれる人がひとりでもいればうれしいことなのだ。
そんなことも教えてくれる。
★さて次回は最終回
最終回に向けて展開された新たな興味・謎。
小川と道子の恋の行方。
マドンナはシゲさん(佐々木蔵之介)を好きなのか?
シゲさんの正体とは?大和杯のサンカクとも関係がありそう。サンカクはおばあちゃんの夫が作ったものだと言うが。
※今回の小川先生
ドサクサにまぎれてのヘタレな告白。
「純粋に長岡先生とお近づきになりたいなぁと思って」
そしてうろたえ・動揺。
「藤原くんも泊まっていけよ」
マドンナに好きな人がいると言われて
「いつ?誰?俺か?」
※今回の道子
マドンナ→自分と誤解していた小川に
「ほんとバカ過ぎですよ」
「ほんとバカですよ」では当たり前のせりふだが「過ぎ」をつけると道子らしさが出る。
奈良の風景、鹿に朱雀門。異世界にいる様。
小川(玉木 宏)たちの下宿。趣がある。窓越しにコミュニケーションできるのも魅力。
高松塚などの古墳群に銅鏡。考古学的ロマン。
鹿、ネズミのCG。鏡に映る鹿男。
鹿に乗ったイト(多部未華子)。「マイシカです」←決めせりふ
この作品は今まで見たことのない映像を見せてくれた。
★今回はテーマめいたことも
自らの考古学的野心のために「目」をわが物にしようとする小治田(児玉 清)。
一方で儀式が行われなければ地震で多くの人が死んでしまうのに。
こんな人間のエゴを見てネズミはあきれている。
考えてみれば世の中には小治田の様な人間がいっぱい。
自らの利権のために道路財源を確保しようとする政治家、官僚、独立行政法人、業者。税金を私物化している。
もうひとつテーマめいたことを言えば、協力し合う人の力。
『目』の在処を探す小川、道子(綾瀬はるか)、イト。
小川は諦めるなと言い、イトが「木を隠すなら森。死体を隠すなら戦場」と指摘。それを受けて道子「鏡を隠すなら黒塚古墳」「黒塚古墳で発見されたのは34枚の鏡なのに、34枚ある」
知恵を出し合い協力し合えば解決できない問題はない。
そんなことを学校の金八先生が言えば、手垢のついたお説教になってしまうが、ファンタジーの形をとればすっきり頭の中に入る。
こんなテーマもあった。
神経衰弱のダメ男の烙印を押された小川。
それに対して怒る道子。
怒る道子にマドンナ(柴本 幸)。
「本当の小川先生のことは藤原先生が知っている。私は私。一番近くにいる人がわかってくれれば、それでいい」
誰からも好かれ理解されようというのは大変な話。それで自分をすり減らしてしまう。
理解してくれる人がひとりでもいればうれしいことなのだ。
そんなことも教えてくれる。
★さて次回は最終回
最終回に向けて展開された新たな興味・謎。
小川と道子の恋の行方。
マドンナはシゲさん(佐々木蔵之介)を好きなのか?
シゲさんの正体とは?大和杯のサンカクとも関係がありそう。サンカクはおばあちゃんの夫が作ったものだと言うが。
※今回の小川先生
ドサクサにまぎれてのヘタレな告白。
「純粋に長岡先生とお近づきになりたいなぁと思って」
そしてうろたえ・動揺。
「藤原くんも泊まっていけよ」
マドンナに好きな人がいると言われて
「いつ?誰?俺か?」
※今回の道子
マドンナ→自分と誤解していた小川に
「ほんとバカ過ぎですよ」
「ほんとバカですよ」では当たり前のせりふだが「過ぎ」をつけると道子らしさが出る。
要石は、最終話でも要になるのではないか、と^^
あと3回くらいあれば、鹿島と春日の関係をたっぷり描けたのでしょうけれど・・・
では、斎戒沐浴して!(^-^b
コメントありがとうございます。
この作品、突っ込むといろいろ奥が深いようですね。
あと3回見てみたい!
こういうドラマをもっと増やしてほしいとも思います。