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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

今年ブレイク必至のアイドル! ~第1位 乃木坂46、第2位 ももいろクローバーZ……

2012年04月06日 | アイドル
 カラオケJOYSOUNNDでアンケートをとった<今年ブレイク必至>のアイドルランキング。

第1位 乃木坂46
第2位 ももいろクローバーZ
第3位 SKE48
第4位 SUPER☆GiRLS
第5位 NMB48
第6位  Fairies
第7位 アイドリング
第8位 ぱすぽ☆
第9位 スマイレージ
第10位 私立恵比寿中学

 異論反論もあるでしょうが、まずは乃木坂46が1位なのは嬉しい。
 SKE48は、CDの販売実績など、すでにブレイクしていると思うので、<今年ブレイク必至>というジャンルからは外れると思いますし。
Fairiesとかは、歌もダンスもすごいんですけど、逆に完ぺきすぎる所がアーティストで、アイドルじゃない気がする。

 さて、<今年ブレイク必至>のアイドルとして、乃木坂46と争うのは、やはり、ももクロでしょうか。
 実際、最近の彼女たちの露出はすごい!
 メンバーそれぞれのキャラも面白く、魅力的だ。

 その魅力は、このランキングに寄せられたコメントを引用すれば、こんな感じ。
・今まで見たことのないグループ。アイドルの枠を超えた全力投球のパフォーマスに魅力を感じます!(男性/16歳)
・アイドルだけどアイドルらしくないダンスが魅力的☆ 変顔も、がに股も、変顔も全力で出来ちゃうアイドルはももクロしかいない! しかもかわいいし大好き!!(女性/17歳)

 一方、乃木坂46に寄せられたコメントはこれ。
・とにかく可愛い! とにかく清楚! とにかく王道アイドル! 乃木坂46以上の清楚王道アイドルは存在しません(^o^)/(女性/17歳)
・初々しく生き生きとAKBの公式ライバルとして頑張っているし、『乃木坂ってどこ?』(テレビ東京系バラエティ番組)でみんなが一生懸命している所に感動して、同世代の僕も勇気をもらってるから!(女性/17歳)

 つまり
 乃木坂46は、王道アイドル。
 ももクロは、アイドルの枠を超えたアイドル。特異性を持った変則アイドル。アニメ的でもある。

 このどちらを選ぶかは、それぞれの好みに拠るだろうが、敢えて<乃木坂>のことを書くと、乃木坂のメンバーって深く掘り下げていくと、それぞれに個性的。
 <乃木坂七福神>の生駒里奈、白石麻衣、橋本奈々未、高山一美など、みんな違ったキャラクターを持っている。
 <ももクロ>がドーン! とインパクトがあるのに対し、<乃木坂>はじわじわとその良さがわかってくるという感じだろうか。
 そして知れば知るほど、その足りない未熟な部分も含めて、好きになる。

 あるいは、<ももクロ>が舞台裏を見せないでステージでのパフォーマンスのみで勝負するのに対し、<乃木坂>は舞台裏を見せる。
 先日の彼女たちの冠番組『乃木坂って、どこ?』(テレビ東京・日曜深夜)では、セカンドシングルの選抜メンバー選抜の模様をしっかりと見せた。
 選抜に選ばれて歓喜の涙を流す者、もれて悔し涙を流す者。ここにはAKBの総選挙を思わせる感動のドラマがある。
 この点で、乃木坂46は、パフォーマンス+ドラマ型のアイドルと言える。

 現在、乃木坂46はセカンドシングル「おいでシャンプー」が、AKB48の指原莉乃さんのデビューシングルと5/2に同日発売ということで、指原さんとオリコン第1位争いを展開中。
 乃木坂46はAKB48の公式ライバルなので、AKBの方々と戦っていかなければならないのだ。

 いずれにしても、こうしたアイドルの覇権争いは面白い。
 お祭りの踊りがそうであるように、外で見ているよりも実際にファンとして中に入って応援して、実感する方がはるかに面白い。


 なお、<今年ブレイク必至>のアイドルランキングの詳細はこちら。


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雑誌記事 (hopper)
2012-05-01 20:15:01

雑誌『宝島』5月号(前号)の特集は「アイドルの素敵な経済学」。
現代のアイドルにさまざまな角度から考察をめぐらせた面白い企画でした。
そのなかで「アイドルグループ超入門」を執筆した南波一海がそれぞれのアイドルグループの肝を限られた字数で巧みにまとめていると感じたので、いくつか紹介させてください。


>●SKE48
>AKB48が全国展開する上で作られた、AKB系列最初の地方アイドル。
>名古屋市栄を拠点とし、メンバーの多くが中部地方の出身者である。沖縄
>アクターズスクールにいた牧野アンナのスパルタ教育により、勢いのある
>ダンスで魅せるグループ像が完成された。スピーディーでアグレッシヴな
>動きは壮観。そのパフォーマンスを見た印象は楽曲を聞いただけのそれと
>は比較にならない。歌の良さを倍増させるダンスなのだ。AKB48「大声
>ダイアモンド」でいきなりセンターを奪った松井珠理奈はもとより、桑原
>みずき、木下有希子、斉藤真木子などダンスで評価されるメンバーがフック
>アップされるのが特徴だが、松井玲奈のように違うところで突出した存在
>感によって人気を獲得するメンバーも擁し、ポイントはいくつも持っている。


AKBの姉妹グループという見られ方をし、AKB名義の「シングル選抜」に入るメンバーもいますが、いくぶん僕自身の贔屓目も含めて、SKEこそが真にAKBを尊敬もし、本気で超えようとしているグループだという強くて、熱いものを感じます。結束力の固さを感じます。AKBを脅かす最短距離にいるのはSKE、「公式ライバル」ではない。
それだけに松井珠理奈の兼務は、本人にもメンバーにもショックだったと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=zsC_MYUDux8&feature=player_embedded

先の埼玉スーパーアリーナでもSKE48として登場したは全40数曲中の2~3曲だったんですが、彼女たちのパフォーマンスは観ている者を熱気の渦に巻き込まずにはおれない迫力があり、会場の盛り上がり方はすごかったです。まさに「歌のよさを倍増させるダンス」なんですね。4月14日・15日のガイシホールの単独は「SKE48の世界征服女子」(中京)でまるまる30分使ってダイジェストを放送してくれました。ダイジェストとはいえ雰囲気を楽しめてよかったです。東京のAKBの番組も下手な企画を打つぐらいなら、ちょっとでいいからコンサート映像観せてくれればいいのに。


>●乃木坂46
>「AKB48の公式ライバル」とのふれこみでデビュー。例えばいきなり歌
>やダンスがうまい、能力が高い集団がヒール的な立ち位置で登場するかと
>思いきや、むしろその逆で、純朴さが売りになるほど普通の女の子たちが
>集められた。冠番組『乃木坂って、どこ?』でおよそ半年かけてキャラを
>充分に周知させ、いよいよ放ったデビュー曲はこれ以上ないほど清楚な
>イメージを打ち出した楽曲だった。このインパクトはかなりのもので、
>「AKB48以外」を求めるファンを搦め捕る魅力はあったように思う。そう、
>このグループの真の目的とは、AKB48から流れるファンを取り込むこと
>にある。そしてライバルと先回りして言い将来のライバルを登場させにく
>くすることだ。いわばAKB48のライバルのライバルである。


乃木坂が「純朴さが売りになるほど普通な女の子たち」というのだけは異論アリ、ですね。AKBが「クラスで○番目(上位じゃない)に可愛い子」の成長物語なのに対して、乃木坂の子って、クラスにいたら……目だって可愛い……グループの子だと思う。試しに昔のAKBの動画を貼っておきます。比べてください……っていうのも変ですね、まあ。

 http://www.youtube.com/watch?v=6XgTM0aN5_E&feature=player_embedded#!
そして、乃木坂の「オープニングメンバーオーディション」の応募資格には、
「特定のレコードメーカー、プロダクション、音楽出版社に専属契約のない女子」
とありました。しかし、実際にはWikipediaを見ても、何らかの芸能活動をしていた子が目立ちますね。AKBは、はなから素人集団として出発しているのに対して、乃木坂はふんわりモードのようでいて「ブレイクし切れなかった」「チャンスに恵まれなかった」厳しさを知っている子たちの集まりととらえることもできると思います。彼女たちは決して柔ではないはずです。いつものセリフになってしまいますが、これからどんな物語が生まれていくか、刮目して待つ。


長くなってしまいましたねぇ。すみません。でももうひとグループ、「現代型アイドルグループの礎」を築いたと考えられる「モーニング娘。」の項に触れさせてください。

>●モーニング娘。
>注目すべきはどのグループか?と問われれば、筆者がいま真っ先に挙げる
>のがモーニング娘。だ。現在にダイレクトに繋がるアイドル文化の礎を
>築いたグループである。功績としては大きく3つ挙げられるのではないか。
>①普通の人がアイドルになっていくプロセスをファンに伝えたこと……身近
>にいそうな女の子がライバルとしのぎを削りながら互いに成長し、スター
>ダムを駆け上がっていくこと自体をエンターテインメント化したのは大きい。
>②クループという箱を残しながら、中身であるメンバーは徐々に替わって
>いける強力なシステムを作ったこと……AKB48をはじめとするアイドルグ
>ループの多くは、この2つを骨格に成立している。
>③現在のアイドル、あるいはアイドルを目指す人の多くが、幼い頃にモー
>ニング娘。の影響を受けているという事実……AKB48の柏木由紀、佐
>藤すみれ、梅田彩佳、SKE48の古川愛李、SUPER☆GiRLSの渡邊
>ひかる、バニラビーンズのレナなどなど、モーニング娘。の○期オーディシ
>ョンを受けていたというアイドルは本当に多く、アイドル人口を増やしたと
>いう意味では、もしかしたらこの功績が一番大きいかもしれない。

これは僕も同感です。ただ、モーニング娘。の頃から見えていない、確立されていないのが、②のシステムをうまく回していくための<出口戦略(卒業)>と<世代交代>の問題です。AKBも今、この問題に直面している時期かもしれませんね。でも長くなりましたし、今日はこのへんで。
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Unknown (コウジ)
2012-05-02 18:47:30
hopperさん

情報ありがとうございます。

確かにSKE48はCDセールス的に言っても、<AKBを脅かす最短距離>のグループですよね。
しかも、あまり大きな仕掛けもなく、ここまで大きくなっていったのは、やはり彼女たちに実力がある証拠。

松井珠理奈さんの兼務に関しては、ポスト前田敦子という構想があるんですかね。
センターに関しては、<センターは器用なタイプではなくて、どこか欠けているものがなくてはならない>というのが僕の持論なのですが、ちょっと珠理奈さんは完ぺきすぎるという印象があった。
バラエティなどのトークなどでも年齢を感じさせないほど堂々としているし。
でも、さすがの珠理奈さんも、やはり外からではわからないプレッシャーがあったんでしょうね。

乃木坂46に関しては、形が出来てきましたね。
白石麻衣、高山一実、松村沙友理、橋本奈々未。
この4人はセカンドシングルでユニットを組んでいますが、いい感じ。
それぞれのキャラもしっかりしていますし、この4人をプッシュしていけば、乃木坂はもっとブレイクしそう。

モーニング娘。に関しては、もし日本アイドル史みたいなものが組まれるとしたら、書かれているような位置づけでしょうね。

そして、アイドルの歴史という点では、現在は実に面白い時代。
情報津ソースがテレビ中心なのですが、私の方でも出来る限りレポートしていきたいと考えています。

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