平成エンタメ研究所

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青天を衝け 第6回「栄一、胸騒ぎ」~ヒロイン登場! 天真爛漫な篤君、ぶっ壊れ美賀君、正統派ヒロイン千代!

2021年03月22日 | 大河ドラマ・時代劇
 本作は「イケメン大河」と言われているようだが、どうしてなかなか女優さんもいい。

 篤君 →上白石萌音♪
 美賀君→川栄李奈♪
 千代 →橋本愛♪

 篤君(篤姫)は上白石萌音さんが演じるし、聡明で天真爛漫って感じ。
『西郷どん』の北川景子さんの強くて凜とした篤姫とは違う。

 美賀君は慶喜(草彅剛)の妻。
 慶喜には正妻がいたのか。
 貴族の姫様のようだが、川栄李奈さんが演じているだけあって、結構ぶっ壊れキャラ(笑)
 今後の活躍が楽しみだ。

 千代は第1話から登場しているが、正統派ヒロイン。
 喜作(高良健吾)は「妻にする」宣言をしたし、
 栄一(吉沢亮)は千代といると「胸がぐるぐるする」と言っていたし。
 土を掘っているような百姓剣術に悩む栄一に、
「そんないくさをお慕い申しているだに」と言ってしまって、顔を赤くして逃げていくし。
 ていうか橋本愛さん、メチャクチャきれいになったなあ。
 道場破りの真田も「こんな田舎にあんな美女がおったとは」と驚いていた。
 ………………

 この幕末大河は『西郷どん』と比較して見るのが良さそうだ。
 篤姫は先程書いたとおり。
 島津斉彬は今作では少し小者な感じ。
 松平慶永と並ぶくらいの有力諸侯のひとりとして描かれている。
 まあ、『西郷どん』の斉彬は渡辺謙さんだったし。
 徳川慶喜は、『西郷どん』では松田翔太さんが演じていて品川の遊郭で遊んでいるような人物だったが、今作では客観的に状況を見つめ、冷静に物事を判断し、表面上は従順で凡庸な感じの慶喜になっている。
 水戸斉昭(竹中直人)も傍若無人な人物でなく、病を抱えて衰えており、精神的支柱の藤田東湖(渡辺いっけい)を失って落ち込むような人物として描かれている。
 徳川水戸家は、徳川家か、朝廷か、の選択を迫られた時は朝廷を選ぶという家風の家だったのか。

 さて、このような感じで、さまざまな人物が舞台の上に上がって来た。
 栄一と慶喜もついに遭遇。
 次回はついに栄一が大きく目覚めるようだ。


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4 コメント

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ぶっ壊れ (コウジ)
2021-03-25 08:44:17
2020-08-15 21:07:49さん

僕も言葉が足りませんでした。
川栄さんは「元AKBだから」という理由ではなく、彼女の実力でキャスティングされたということを言いたかったんです。

それに北川景子さんも「ぶっ壊れ」やっていますし、逆に「ぶっ壊れ」をやって魅力を出せれば人気が上がるんですよね。
役の幅、仕事の幅も拡がりますし。
返信する
川栄さんと北川さん (2020-08-15 21:07:49)
2021-03-24 21:12:10
それほど深い意味はありません。

セーラームーン出身の女優が、いつの間にか正統派大御所女優的な立ち位置に納まり、王道を歩んでいるのに、もとAKBだと「ぶっ壊れ」の役どころなのは「何で?」という程度の疑問です。

芸能ネタはそれほど詳しくないので、見当違いのことを言っているのであればおわびします。
返信する
川栄李奈さん (コウジ)
2021-03-23 08:50:22
2020-08-15 21:07:49さん

いつもありがとうございます。

元AKBだから、というのは違うと思います。
川栄さんは、おかしなキャラを演じてきましたし、そういうキャラを演じつつ、深い心情を描ける女優さんですから。
それに、ブッ壊れキャラと言っても大河ドラマの範疇でのぶっ壊れですし。
あるいは、そういう役が来たら「美味しい」「どう料理してやろう」とワクワクするのが役者さんなんですよね。
返信する
キャスティングって何? (2020-08-15 21:07:49)
2021-03-22 21:55:49
「貴族の姫様のようだが、川栄李奈さんが演じているだけあって、結構ぶっ壊れキャラ(笑)」

別にファンでもありませんし、AKB系は興味もありませんが、それでは川栄李奈がかわいそうですよ。
もとAKBだから、テキトーに壊れキャラでもあてがっておいた、というキャスティングなのかもしれませんが、それを笑うのはおかしいでしょう。
それをいうなら、北川景子だって元セーラーマーズですから。

ところで、この物語、北大路欣也がだんだんかわいそうに見えてきて、もう本当に見るのをやめました。ただノッシノッシ歩いているだけですからね。
昭和40年代のNHK夕方の人形劇、新八犬伝で、坂本九が演じたマル九さんの方がよほど気が利いていましたよ。
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