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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

文春砲炸裂!~平井デジタル担当大臣、五輪アプリで親密企業を優遇か? 浮彫になる利権五輪!

2021年07月08日 | 事件・出来事
 4回目の「緊急事態宣言」発令で、オリンピックが無観客になる可能性が大きくなって来た。
 でも、IOCの理事ら五輪貴族、スポンサー企業関係者は例外らしい。
 客席で優雅に開会式や競技を御覧になる。
 これ、反感買うぞ。
 日本国民の税金を使っておこなわれている五輪を彼らだけが特等席で見ているんだから。
 絵としてはかなり醜悪。
 オリンピックの本質が可視化されそう。
 スポンサー企業は観覧を見送った方がいいんじゃない?
 不買運動に繋がるぞ。
 ………………………

 もうひとつの可視化が利権。

「NECを干す」発言で話題になった平井デジタル担当大臣に利益誘導疑惑。

 文春砲が炸裂だ。
 事の経緯はこうだ。

・豆蔵ホールディングスのグループ会社「ネクストスケープ」が、東京五輪向けアプリを再委託先として6.6億円で受注。
 一方、
・2006年6月に豆蔵ホールディングス株を14株購入。
・その後、株式分割により保有株数が8400株となり、2020年3月に同社のMBO(経営陣による自社株買い)に応じ、全ての保有株式を売却。
・平井氏はこの株式保有について、2014年と2017年の資産等報告書に不記載。
・この株の売却益についても「所得等報告書」に不記載。
・その他、平井氏は同社から2013年~2017年に毎年60万円、計300万円の献金を受けている。

 これ、完全に利益供与じゃないの?
 株売却で儲けさせてもらったから、五輪アプリでお返しをした?
 株保有や売却を「報告書」に記載していなかったのは、それが後ろめたいものであったから?

 かつて「リクルート事件」という事件があった。
 これは、リクルートの未公開株を政治家に譲渡して、株式公開で儲けさせるというものだったが、これと同じ図式か?

 いずれにしても、
 オリンピックは利権の巣窟で、政治家やハイエナ企業が儲かる仕組みになっている。
 以前の毎日新聞のスクープ、大会運営のディレクターなどの人件費、1日10万円~80万円もそう。
 オリンピックという大義があれば、たいしたチェックもなく湯水のごとく税金を使える。

 これが通常予算だと、国会のチェックが入るし、税金の使い道は毎年、ほぼ決まっている。
 だから彼らとしては、通常予算とは別枠のカネのなる木、打ち出の小槌がほしいわけだ。
 同じことは2025年開催予定の万博にも言える。

 オリンピックの開催予算は国や東京都をあわせて、トータルで3兆円になると言われている。
 当初のコンパクト五輪、予算7500億でおこなえる五輪はどこに行ったのか?
 ていうか、ドンブリ勘定過ぎる!
 民間でこんなに予算オーバーしたら大問題だぞ。
 担当者は当然、責任を問われるよな?
 平井デジタル相の件も東京地検は動くのか?
 まあ、今までの感じだとスルーだろうな。この税金泥棒め!
 世の中には税金泥棒があふれている。

 オリンピックは五輪貴族のもの。
 利権の巣窟。
「世界平和」といった近代オリンピックの理念は霧散してしまった。


※参照記事
 平井デジタル相に資産公開法違反の疑い “五輪アプリ受注”の親密ITグループの株を不記載(週刊文春)

コメント (4)
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