『福島原発事故に学ばず!』
『司法の責任どこへ!』
昨日、福井地裁の前で、このようなのぼりが掲げられた。
福井地裁は二審で高浜原発の再稼働差し止めを却下したのだ。
つまり、再稼働を容認した。
裁判長は林潤氏。
まったく、司法には、哲学ってものがないのかね?
あの福島の事故を見て、判事たちは何を感じた? 何を考えた?
もし仮に高浜で事故が起きたら、判事たちはどう責任を感じる?
原子力発電の安全性に関して、彼らにどれだけの知見がある?
原発のない社会を想像してみようよ。
それに核のゴミについてどうする? 将来の子孫に押しつけるつもりか?
判事たちは法律には明るいのかもしれないが、哲学がない。
彼らが見ているのはせいぜい5年後、10年後くらいのもので、100年、200年と続く人間の営みに対する人文的見地がない。
もし福井で大地震が起きたらという理数的知見もない。
自分が理想とする社会のビジョンもない。
所詮は、狭い司法の世界にだけ生きる小さな人間たちである。
法服を脱ぎ捨て、ひとりの人間として、子や孫をもつ人間として、自分の心に問うてみよ。
情報サイト・リテラに拠れば、
<裁判所と原子力ムラは癒着している>そうだ。
その癒着は、天下りという形で。
・野崎幸雄(元名古屋高裁長官)~北海道電力社外監査役
・清水湛(元東京地検検事、広島高裁長官)~東芝社外取締役
・土肥孝治(元検事総長)~関西電力社外監査役
・小杉丈夫(元大阪地裁判事補)~東芝社外取締役←東芝は原子力メーカー。
・筧栄一(元東京高検検事長)~東芝社外監査役・取締役
一方、逆に左遷させられたのが、今年4月の一審で高浜原発再稼働差し止めの仮処分を決定した福井地裁の樋口英明裁判長だ。
樋口裁判長は、
「10年足らずの間に各地の原発で5回にわたって想定を超える地震が起きたのに、高浜原発では起きないというのは楽観的な見通しに過ぎない」
「(原子力規制委員の新基準は)緩やかにすぎ、合理性を欠く」
との判決を下した後に名古屋に家庭裁判所に異動させられた。
明らかに<報復人事>であろう。
なるほど、これでは<青臭い哲学>などにこだわっていられないよね。
しかし、100年後、200年後に評価されるのは、樋口英明裁判長。
逆に、林潤裁判長は、哲学もなく、原子力ムラの言いなりになった卑しい人物として歴史に名を刻むことになるだろう。
現在の日本社会は、3・11以前に戻っている。
つまり、原発が当たり前にある社会。
かくいう僕も、「ま、いっか」になりつつある。
何しろ、行政、立法、司法、マスコミといった四大権力が原発再稼働なら個人の力など無力ですからね。
唯一、反原発の旗を掲げていた報道ステーションの古舘伊知郎氏の3月降板も決まりましたし。
まあ、僕ができる抵抗があるとすれば、来年4月からの電力小売り自由化で、東京電力から電気を買わないことですかね。
東京電力から電気を買えば、その金が原子力ムラに流れる。
原子力ムラに流れたカネは、政治家や官僚や司法に流れる。
この構造をなくすには、その資金源を絶つしかない。
危ない原発を背負わされて、こいつらを肥え太らせるのなんてまっぴらですから。
※参照サイト
<高浜原発3、4号機>NOからYESへ…8カ月で大転換(毎日新聞)
高浜原発再稼働容認の裏に裁判所と原子力ムラの癒着(リテラ)
『司法の責任どこへ!』
昨日、福井地裁の前で、このようなのぼりが掲げられた。
福井地裁は二審で高浜原発の再稼働差し止めを却下したのだ。
つまり、再稼働を容認した。
裁判長は林潤氏。
まったく、司法には、哲学ってものがないのかね?
あの福島の事故を見て、判事たちは何を感じた? 何を考えた?
もし仮に高浜で事故が起きたら、判事たちはどう責任を感じる?
原子力発電の安全性に関して、彼らにどれだけの知見がある?
原発のない社会を想像してみようよ。
それに核のゴミについてどうする? 将来の子孫に押しつけるつもりか?
判事たちは法律には明るいのかもしれないが、哲学がない。
彼らが見ているのはせいぜい5年後、10年後くらいのもので、100年、200年と続く人間の営みに対する人文的見地がない。
もし福井で大地震が起きたらという理数的知見もない。
自分が理想とする社会のビジョンもない。
所詮は、狭い司法の世界にだけ生きる小さな人間たちである。
法服を脱ぎ捨て、ひとりの人間として、子や孫をもつ人間として、自分の心に問うてみよ。
情報サイト・リテラに拠れば、
<裁判所と原子力ムラは癒着している>そうだ。
その癒着は、天下りという形で。
・野崎幸雄(元名古屋高裁長官)~北海道電力社外監査役
・清水湛(元東京地検検事、広島高裁長官)~東芝社外取締役
・土肥孝治(元検事総長)~関西電力社外監査役
・小杉丈夫(元大阪地裁判事補)~東芝社外取締役←東芝は原子力メーカー。
・筧栄一(元東京高検検事長)~東芝社外監査役・取締役
一方、逆に左遷させられたのが、今年4月の一審で高浜原発再稼働差し止めの仮処分を決定した福井地裁の樋口英明裁判長だ。
樋口裁判長は、
「10年足らずの間に各地の原発で5回にわたって想定を超える地震が起きたのに、高浜原発では起きないというのは楽観的な見通しに過ぎない」
「(原子力規制委員の新基準は)緩やかにすぎ、合理性を欠く」
との判決を下した後に名古屋に家庭裁判所に異動させられた。
明らかに<報復人事>であろう。
なるほど、これでは<青臭い哲学>などにこだわっていられないよね。
しかし、100年後、200年後に評価されるのは、樋口英明裁判長。
逆に、林潤裁判長は、哲学もなく、原子力ムラの言いなりになった卑しい人物として歴史に名を刻むことになるだろう。
現在の日本社会は、3・11以前に戻っている。
つまり、原発が当たり前にある社会。
かくいう僕も、「ま、いっか」になりつつある。
何しろ、行政、立法、司法、マスコミといった四大権力が原発再稼働なら個人の力など無力ですからね。
唯一、反原発の旗を掲げていた報道ステーションの古舘伊知郎氏の3月降板も決まりましたし。
まあ、僕ができる抵抗があるとすれば、来年4月からの電力小売り自由化で、東京電力から電気を買わないことですかね。
東京電力から電気を買えば、その金が原子力ムラに流れる。
原子力ムラに流れたカネは、政治家や官僚や司法に流れる。
この構造をなくすには、その資金源を絶つしかない。
危ない原発を背負わされて、こいつらを肥え太らせるのなんてまっぴらですから。
※参照サイト
<高浜原発3、4号機>NOからYESへ…8カ月で大転換(毎日新聞)
高浜原発再稼働容認の裏に裁判所と原子力ムラの癒着(リテラ)