平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

乃木坂ちゃんが大河ドラマ「花燃ゆ」に出演!~生駒里奈は世が世ならお姫様?

2015年07月20日 | アイドル
 大河ドラマ『花燃ゆ』に乃木坂ちゃんが出演!

 

 おおっ、テロップに名前が!
 こうやって見ると、優雅な名前が多いね。

 

 出番は後半。
 毛利家の世継ぎを生ませる10人の側女の役!
〝生ませる〟なんて書くと、現代では男尊女卑とクレイムが来そうですが、お許し下さい。

 それと、大河ファンの皆さんは乃木坂ちゃんたちを怒らないで下さい。
 悪いのは話題づくりを企んだオトナたちで、彼女たちは純粋に大河ドラマに出演できたことを喜んでいるのです。

 関連エピソードを書くと、後列右から二人目の真夏さん(秋元真夏)は頭が大きすぎて、かつらがなかなか入らなかった……。
 真夏さん、落ち込むな……! ファイト!

 下の画像の右側の生駒ちゃん(生駒里奈)は、豊臣秀吉に仕えた戦国大名・生駒親正の末裔と言われている。

 

 その由来は次のようなもの。
 関ヶ原の戦いで東軍についた生駒親正の子・一正は讃岐十七万三千石の大名となったが、孫・高俊の代に「生駒騒動」と呼ばれる事件があり、讃岐国は取り上げられ出羽国由利郡へ配流となった。
 そして、生駒里奈は出羽国由利郡(=秋田県由利本荘市)出身。
 彼女は世が世ならお姫様だったんですね。

コメント (5)
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花燃ゆ 第29回「女たちの園」~お世継ぎを産み育て、毛利家を守らねばならぬ。それこそが我らの誇り!

2015年07月20日 | 大河ドラマ・時代劇
 大奥のリストラ。
 文(井上真央)が考えた策は次のようなものだった。

 蔵にあるお道具を売って、お金にする。
 そのお金を使って、いとまごいをされた者への手当とする。

 なるほど。
 これだと、ただ単純にリストラするよりは有効ですよね。
 蔵の中に仕舞われていた道具は別の人に使われて活き、いとまごいをされた女中たちも藩への忠誠を失わない。
 普通にリストラをやっていたら、おそらく女中たちの心は藩から離反していただろう。
 なかなかの妙案である。

 しかし、そんな文の思いとは別の形の思惑が進行していた。
 女中たちをリストラしたのは、世継ぎを生むための10人の側女を城に入れるためだった。
 都美姫(松坂慶子)は言う。

「表ではこの毛利家を残すために日々政がなされ、殿や多くの家臣が身を削り、働いておる。
 我らもまた同じ。
 お世継ぎを産み育て、毛利家を守らねばならぬ。
 それこそが我らの誇り。
 心せよ!」

 文が庶民感覚で考えることと、都美姫ら上の人間が考えることは大きく違う。
 文の妙案がなければ、おそらく女中たちは何の手当もなく切られただろうが、上の人間とはそういうもの。
 非情で、大きなものを守るために、小さなものは切って捨てる。
 組織を守るために何かを簡単に犠牲にする。

 それは椋梨(内藤剛志)が周布政之助(石丸幹二)に責任を取らせて切腹させたのも同じ。
 藩を守るために周布をいけにえにした。

 これらの事柄を通して、文は上の世界の非情さを学んだことだろう。
 良い悪いは別として、上の人間には上の人間の理屈があり、組織を守るために必死なのである。
 これは文の庶民感覚の理想主義など吹き飛ばしてしまう。
 文はまだまだ甘い。

 来週は銀姫(田中麗奈)の苦悩が語られるようであるが、さまざまなことを見聞きして学べ、文!
 自分の居場所をつくり出せ!

コメント (2)
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