平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

世界の果てまでイッテQ! 珍獣ハンターイモト 

2007年11月26日 | バラエティ・報道
 「風林火山」を見終わって何となく日テレを見たら……。

 コモドドラゴン!!

 インドネシア・コモド島に生息する全長3mを超える世界最大のトカゲ。
 性格は極めて凶暴。
 そして信じられない速さで走るという。

 ヤギをまるごとのみ込む映像があって腹がパンパンに膨れている。
 お腹が満たされれば、1ヶ月間、何も食べずに生きられるそうだ。

 そして恐怖の唾液。
 50以上のバクテリアがいて、噛みつかれて唾液が体内に入ると、感染症を起こして獲物は死んでしまうという。

 感動ドラマもいいけれど、たまにはこういうのもいいですなぁ。
 神秘、不思議……、そして今回は怖ろしい珍獣。
 退屈な日常から我々を解き放ってくれる。
 ヤギが丸ごと食べられてしまう映像なんて非日常。
 おまけに殺人バクテリアを持つ唾液!?

 しかも怖ろしいのは日本のテレビ。
 『巨体を揺らして猛スピードで走る』姿を映像に撮るため、イモトというセーラー服芸人の腰に肉のついたロープを着け、コモドドラゴンと駆けっこをさせるという。
 イモトは鳥取県大会100m走でベスト8の実績を持つ俊足の持ち主らしいが、もし転んだりしたらドラゴンに噛まれて殺人バクテリアが……。
 そしてノタノタやって来るコモドドラゴン。
 肉を見つけてイモトを追う。駆けっこ。
 さすがに人間の方が早いが、イモトは途中でコケてしまう。
 しかしイモトは恐怖のためか転んでから0.6秒で立ち上がる。
 ここでナレーション。
「だが、我々はこのレースで更に驚くべき珍獣の生態を目撃した。それは恐怖に怯える人間が発揮する信じられない能力。イモト転んでから立ち上がるまでわずか0,6秒!」
 コケたことも笑いにしてしまう貪欲さ。
 日本のテレビはある意味、コモドドラゴンより怖ろしいかもしれない。

コメント
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