盛岡駅のデカい駅名表示の文字。見慣れてしまっていて なんの疑問も持たずに過ごしていた。この駅にある「もりおか」の文字は 啄木の自筆のメモや詩集の中から拾って作られたもの…と(自分でもあきれるけど)最近になって知った。
と云うことは…表示版の右下に「啄木」とあり あれは揮毫に似せたのか!?と いまごろになって納得。
文字の見方も 山の見方も それぞれがそれぞれ(勝手?)で いろんな見方があるから なかなか面倒なことである。その違いに 長いこと気づかず過ごしている悔しさよ…と トホホなのであった。
(でも やっぱり日本語は縦書きがしっくり収まり 安定する…と思うのでした。)
「春の山屍を埋めて空しかり:高浜虚子」
「春の山虚子の屍と思ふなり:岡井省三」