だらだら身始末の最中に 古いネガがゴソッと出てきた。おそらく昭和初期から昭和30年代ころまでに親父が撮り溜めしたモノ(プライベート写真)の一部と思われ 古いのは約80年前位。
やや!これは自分ひとりでは始末に困る。しかもネガだから一枚一枚透かして…被写体は一体だれ?いつ頃?…と まったく困難極まりない。
写真屋さんに相談したら だいたい(簡単)ベタのプリント可能な設備が近傍にもないらしい。(写真屋さんも完全デジタル化完了)
選択肢は 自力でネガをデジタル化(反転スキャン?)か 専門店への外注(横請け?)…で後者を選択。結果 お高いものとなってしまった。
寂しい懐がますます侘しくなり 昭和がさらに遠くへ行った気分がボディブローの如く 徐々に効いてくるのでした。
明日2/12は菜の花忌。早いもんで 司馬さんが亡くなってからもう20年を越える。昨今の情報氾濫と混乱の没落情況をどう見ているだろうかなぁ?と切実に聞いてみたくなっている…この頃なり。
「街道はまだ雪ながら菜の花忌:永島和子」