〈記録保存〉過日「大智田中地蔵尊」のお年越しが1/23に行われた。その記録を忘れていましたので 本日はその記録(ネタ)を追加。
かねてより なぜ頑なに1/23か?という疑問があったが今年お参りに行っても解決しなかった。(しつこく お聞きする勇気がなかった=気が小さい?)…そこで 書物で調べると 本来は旧暦で夏と冬に必ずお祭りを盛大に行っていて「安産」「家内安全」などを祈願していたようだ。
近代になり昭和50年頃に 夏は7/23冬は1/23として(曜日や夫々の諸事情を無視?)日取りを固定してしまったという。…その大胆発想も面白いが一度覚えると一生忘れないようにして先々の「広域共同体」を意識?したのかもしれない。
このお地蔵さんの名の「大智」は南部家三十世行信公のご母堂(お俊の方)の院号から また「田中」は当時田圃の中に鎮座していたから…というもののようだ。(もともとは荼毘にふされた場所に安置されていて後日遷座…どうやって運んだかの疑問も残っている。)
ちなみに 好物は「あずき餅」と「どじょう汁」。行信公による供養建立は 元禄7(1694)年と 履歴ははっきりしている。
この地域の人たちの会話には必ず「…お地蔵さんのおかげで…」の言葉が入るので それを聞くとホッとしてきて この地域の共同体の絆は強固で まだまだイケそうな気になってしまう。(略してホッとイケ!?)
蛇足:安産お守り300円也 振る舞われる甘酒は絶品の味!…なり。
「年越祭影あつまりて人となる:滝 南窓」