老人ホームの玄関に寄贈の菊鉢が飾られて しばらくたった。マニアの篤志家のご厚意なのだそうだ。
当方 園芸部門もめっぽう弱いので ずいぶん持ちがいいものなんだなと 感心しながら 長く楽しませてもらっている。なにせ 野ざらしではないが 出入りの激しい玄関口の内側である。夜も結構冷え込むだろうし 自動ドアの開閉時 寒風も勢いよく入ってくる場所。余計なことで失礼ながら…どうやって手入れをしているものなのか…不思議。
最近の訪問日にも 寒い中健気に凛と花びらを大きく広げて つっぱておりました。ご苦労さんです…と思わず独白。
「枯菊となりてののちの日数かな:安住 敦」