荒井善則展覧会情報

旭川と長野を中心に、作品活動をしています。その中で、展覧会情報をお送りします。

短い髪

2017年05月24日 | 日記
短い髪

断髪をしてから約二週間。

洗髪の後の処理がとても楽。

ドライヤーをかけるわけでもなし、タオルを巻いて休むだけ。

朝は水をつけ、ブラッシングして寝癖を直すだけ。

旭川でも長野でも、髪切ったとは誰も云わない不思議。

ソウルではパクさんとユンさんは、すぐに髪切った、と。

当たり前に見えるのか、今更聞くまでもないのか、ジジイの髪に目が行かないだけなのか。

20年も伸ばしていたロン毛への反応が、何もないのがちょっぴり淋しい。

池田満寿夫美術館「友の会」

2017年05月23日 | 日記
4,5年前、池田満寿夫美術館「友の会」に入会、年会費2000円。

長野に来る度に、松代にある美術館まで足を延ばし池田の作品に触れる。

今回は「友の会」の総会・講演会・懇親会の日程と重なった。

ゲストトークは美術家の北川健次さんによる「池田満寿夫ー天才の創造の舞台裏」。

色彩感覚、グラフィックセンス、文学ー巧みなことばから、天才の域にあった池田の魅力や

想い出を語る。

北川健次さんトークは、表現者のエッセンスから言葉を解放し、池田にも係わる内在する

往復書簡的な解説から、それぞれの関係に迫る至福のひと時。

懇親会では、知人との談笑や美味しい会食、地域おこしの歌唱披露などで和む。

池田満寿夫を通した新たな出会い、彼の魅力の延長上にあるものとして受け止める好機。


我が家のズボラガーデン

2017年05月22日 | 日記
我が家のズボラガーデン

裏庭には季節ごとにいろいろな花が咲き、いろいろな草が伸びて来る。

一面タンポポで覆われたこともあり、その後はスギナ、ニラ、芝までも競うように成長する。

長野に来る度に早朝の草取りが日課となり、種が飛ぶ雑草を中心に取るようになってから

大地一面が土色となって来た。

昨年からシルバーの方に草取りをお願いしたところ、機械での作業は半日で終わる。

草を集めたり、木の周りの下草を採ったり、軽トラ一台分を処分地までナビのお手伝い。

両隣の庭は、野菜やリンゴ、柿、ブルーベリー等、実がなる木々で草一本も無いように
手入れが行き届いている。
日本庭園かブリティッシュガーデンか、それぞれの庭の楽しみ方がある。

家の人柄が出るような庭に、鳥も蝶もバッタも来る親しみがある。

延びた雑草を取りながら、我が家のズボラガーデンを眺めるのも楽しい。


「吉田 博」展

2017年05月21日 | 日記
「吉田 博」展

2017年4月12日()~6月16日() a.m.9:30~p.m.5:00

上田市立美術館

長野から車で一時間強、好天の中のドライブは多く赤信号に遭遇。

新しくなった上田市立美術館で、昨年から見たかった吉田博展開催。

初期から晩年までの作品の流れが判る。

スケッチ、水彩、油彩、木版画と海外の風景から国内の自然まで、作品への興味は尽きない。

吉田の作品は、水彩画の持つ特性を生かした木版画で大きく躍進、江戸から明治の浮世絵とは

一味も二味も異なる技と空間を創出する。

版木が今も大切に保存され、自擦のプライドから摺師と技の匠さを柿間見せるテクニックが

根底に残る。

ダイアナ妃が彼の作品をコレクションしていたこともあり、自然への憧憬は尽きることが無い。

スケッチの確かさが、水彩や油彩、木版画へと繋がっていて、実物を見に上田の展覧会を待っていた

甲斐があった。

N・S・ハルシャ展

2017年05月20日 | 日記
N・S・ハルシャ展

ーチャーミングな旅ー

2017年2月4日(土)~6月11日(日) a.m.10:00~p.m.10:00

森美術館(六本木)

インドの人々の暮らしを繰り返し描く、ハルシャ。

インドの伝統文化と経済と暮らしの変化を描き、インスタレーションで表現するハルシャ。

優しい人物像、給餌の模型、ミシンと国旗のインスタレーションは圧巻。

インドの喧噪が聞こえて来るようで楽しい画面と空間構成。

会場では、スマホや携帯電話のカメラのシャッター音が、繰り返し響く。

最近、会場内での撮影が可能になったことから、正直うるさい。

ハルシャのインスタレーションに、シャッター音を加えたい。

展示場内での写真は、いい加減に遠慮して欲しい。

一体、何のために撮るのか、自分の目で見るだけでいいじゃないか、

とジジイは会場写真を撮ったことがある身、静かに退場。