荒井善則展覧会情報

旭川と長野を中心に、作品活動をしています。その中で、展覧会情報をお送りします。

展覧会情報―大野麥風展

2013年09月25日 | 日記
大野麥風展(おおのばくふう)


2013年7月27日(土)~9月23日(月・祝) a.m.10:00~p.m.6:00
東京ステーションギャラリー100-0005
東京都千代田区丸の内1-9-1 Tel.03-3212-2485
http://www.ejrcf.jp/gallery/

日本画家、大野麥風が手がけた木版画集「大日本魚類画集」は、西宮書院から1937年より1944年まで、

6期に分けて500部限定で出版された。

精密な原画と、彫り師・刷り師の巧みな技を結集し、魚類見本以上に昇華した木版画を見る事が出来る。

江戸から明治・大正期・現代まで、博物学的に描かれた魚貝類の資料も興味深く展示されている。

入れ墨

2013年09月24日 | 日記

中秋の名月

北海道の温泉で、入れ墨をした女性が入浴を断られたという。

公衆浴場や温泉では、「入れ墨の方の入場をお断りします」の案内板を見かける。

この女性は、民族的な意味を持つ入れ墨がある。

若者の間で、腕や腰のくびれ辺りに入れ墨が流行っていて、こんな姿に目をしかめる自分が

いたことを告白する。

これらの入れ墨も又、意味を持っているに違いない。

入れ墨が持つ歴史から、宗教的、民族的な入れ墨があることを忘れてはならない。

人は、いろいろな理由で入れ墨を入れる。

春には、前の職場に来ていた元留学生が、足首に一本の輪の入れ墨を見せてくれた。

その折、全身に入れた刺青の写真集を見せたことがある。

こんな綺麗な刺青なら、機会があれば公衆浴場や温泉でなくとも是非とも見せて欲しい

もの。

個展が終わる

2013年09月23日 | 日記


長野ーE.N.GALLERYで、一年振りの個展が終わった。

祝日も重なったことから、5日間・午後1時から6時まで5時間をオープンした。

住宅街にあって、開廊4年目のギャラリーはなじみが薄く、集客がままならない。

来廊者は個性的で見識が深く、見終わってからの会話は楽しい。

世間話に始まり、長野の美術状況から世界の美術状況に至り、はたまた知人の人脈まで

繋がって行く。

何度目かの来廊者は、この秋長野市長に立候補を決めていた。

知り合いのギャラリー宛に出したD.M.を見て、郵便局でE.N.GALLERYの場所を確認して

来た、という人もいた。

大学時代の恩師は、旭川の大学の同僚が中・高校の同級生だったという人を連れて来

ていて、母屋のリフォームの会話から突然それが判明した。

旭川の友人は、長野への学会出帳から個展と我が家を見てくれた。

員数ではない、作品を楽しみ、面白がってくれる人が来てくれることが嬉しい。

個展を見た人は、作品と会場空間を駆使した構成から、良い時間を共有しラッキーだった

と自負している。

秋祭り

2013年09月22日 | 日記




掲示板に地区の行事が張り出されていて、今日は祭りの子供神輿がやって来る。

元気なワッショイ、ワッショイのかけ声と共に、子供たちと付き添いの一団が通る。

気持ちばかりの賽銭を差し出すと、一団は我が家の前に留り、車に乗った神輿を一斉

に持ち上げて上下させ、かけ声が一層大きく響く。

神様が降りて来た。

村祭りの子供神輿には、幼なじみが子どもたちを先導し、あの頃の顔を思い出す。

旭川の上川神社では30年振りに神輿を担ぎ、長野の子ども神輿から地域のつながりのの深さを知る。

幼なじみから名前を呼ばれ、「立派なジジイになった、よ」と返事する。

2013年09月21日 | 日記



上田駅前のモニュメント

この時期、蜂にまつわる事件を思い出す。

5・6年前、花壇に使っていたブロックの上の石を外した途端、蜂が飛び出して来て家人共々

数カ所を刺され、緊急病院に駆け込んだ。

昨年は、換気口から入り込んだ蜂が床下に巣を作り、家の中を数十匹も飛ぶ騒ぎがあった。

長野のギャラリーの入り口付近に、椅子として備えた切り株の穴に、幼虫をくわえた蜂を見付けた。

日当りが良い軒下の切り株に巣を作り、子育てを始めた。

今度、刺されたら大変なことになると云われ、蜂に恐れを抱いていた矢先。

切り株ごと燃えるゴミに出した後、蜂は、切り株があった周辺を何度も飛び回る。

かわいそうな気もしたけれど、こちとらも命あっての物種、蜂のお母さんゴメンナサイ。