農家だったころ使っていた物置を、アトリエとギャラリースペースにリフォームして半年が経過した。
天井を外すと、小屋裏全体から梁が出現したことを幸いに、そのままギャラリー空間として広がった。
梁には、建物が出来た当初に着けただろう、竹に和紙を巻いただけの御幣(ごへい)が、煤けたまま残っていた。
リフォームに併せ、新たな御幣(おんべさんとも呼ぶそうだ)を捧げることにした。
「再生の場」と墨痕し、旭川で使っていた絵筆を巻き付け、黄・朱・緑色の角柱を組み合わせた立体をのせた。
棟梁が、天井の梁のギャラリーを見守る位置に付けてくれたことで、この空間に安寧を願う神が宿った。
天井を外すと、小屋裏全体から梁が出現したことを幸いに、そのままギャラリー空間として広がった。
梁には、建物が出来た当初に着けただろう、竹に和紙を巻いただけの御幣(ごへい)が、煤けたまま残っていた。
リフォームに併せ、新たな御幣(おんべさんとも呼ぶそうだ)を捧げることにした。
「再生の場」と墨痕し、旭川で使っていた絵筆を巻き付け、黄・朱・緑色の角柱を組み合わせた立体をのせた。
棟梁が、天井の梁のギャラリーを見守る位置に付けてくれたことで、この空間に安寧を願う神が宿った。