毎日の作業 2016年03月01日 | 日記 神居の家の入口 毎日、毎日、同じように線を引く。 同じようでも、同じものはない。 同じように見えても違う。 毎日、毎日、同じように線を重ねて行く。 同じようでも、同じにはならない。 同じように見えても、何処かが違う。 ただ、単純な行為として線を引く。 こんなことをやって何になる、と云われそう。 修行僧のように、無の境地ではなく、雑念だらけの行為。 ただ、単純な行為の中から美しいと思われる線を見つけるために。 毎日、毎日、おなじような線を引き続ける行為だけが、今日の証としてここにある。