荒井善則展覧会情報

旭川と長野を中心に、作品活動をしています。その中で、展覧会情報をお送りします。

かみをのばす

2016年02月07日 | 日記
ジジイの髪型は、この二十年ばかり後ろでしばる丁髷スタイルが定着した。

この髪ではなく、巻いている紙を延ばすことに苦心する。

気に入った紙、「美濃和紙のドーサ引き」を必要な大きさにするための第一段階。

暫く広げておかないと、平にすることが難しい。

仕事場の二階は、作品やらスライドやらを広げ、足の踏み場もない。

母屋の僅かな空き空間を利用し、100 X 200センチの紙を広げた。

ずっと置きっぱなしにする訳には行かず、そろそろ終わりにする。

次はカッティングマットを敷き、直角に切断する作業が待っている。

鋼尺は1メートルものしかないことから、平行にカッターナイフが入らず、

大きくなったり小さくなったり、台形になったり様々で苦心する。

座ったままの作業から、腰や膝が痛くなり厄介が続く。

紙を延ばしカットは簡単、紙を延ばし切るのは困難。

ジジイの手や床を切らぬよう、要注意。