自転車に乗ろう♪

自転車のこと、ロードレースのこと、庭のこと、日々の暮らしのことなど。    HN:Emmy(えむえむ)

菅谷怜子さんの演奏会

2023年06月22日 | 暮らし、その他

小川榮太郞さんの関係で知り合いになった菅谷怜子(すがやりょうこ)さんの演奏会に行ってきました。

菅谷さんは福岡県を拠点に活動されていますが、
独自の解釈と表現で、時流とは一線を画した演奏をされているとのこと。
今回は1912年製のニューヨークスタインウェイを使用しての演奏会(10月26日東京)に向けた試演会です。
音楽には疎い私ですが、折角の機会なので出かけました。

9:39の新幹線で、大宮から渋谷へ行くのですが埼京線と湘南新宿ラインが遅れている様子。
大宮駅に着きどちらに乗るか迷いましたが、数分でも早く着けそうな埼京線にしました。
渋谷駅からは徒歩10分。


11:56 ギリギリ間に合ってタカギクラヴィア松濤サロンに着きました。

12:00開演
前半は私でも知っているような小品の演奏です。
ベートーベンの悲愴では引き込まれ心が揺さぶられました。
三曲目シューベルトで低音がすごく響き、
ピアノという楽器が重低音というか厚みと重みと深みのある音を出すことに驚きました。
ラヴェルの亡き王女はいつもCDで聞いている曲でしたが、オーケストラと違うピアノの響きが素敵でした。
休憩をはさみ、後半の演奏では特にリストのハンガリー狂詩曲が印象に残りました。
緩急自在で次第にテンポが速くなりどんどん速くなり、追いかけっこの場面が頭に浮かぶくらい。
とにかく凄かったです。
こういうサロン規模の会場で間近に上手な方のピアノを聴いた経験は初めてで
全身が音に包まれる迫力に圧倒されました。

感想を求められ上記のようなことを述べたところ、
・リストは走りすぎたので最後までしっかりコントロール出来るようにしたいです。
・低音はこのピアノならではで、一般的なピアノではこんな音は出せません。
とのお返事をいただきました*^^*




このピアノが使われました。

素晴らしいひとときを過ごし、15:30過ぎに会場を後にしました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする