エミリーのつれづれ

日々の暮らしぶりを紹介します。

王寺付近を歩く

2018年03月28日 | Weblog

3月27日

電車の窓の外は桜満開の風景がどこまでも続きます。まさにお花見日和です。今日は王寺駅の近い「融念寺」と「片岡山達磨寺」に勉強会仲間と行って来ました。

 

 融通念仏宗「融念寺」には重文の仏様が2体まつられています。

  左は観音菩薩立像で後ろの板光背に造像年が書かれていて1069年のお作です。右は地蔵菩薩で、衣の端をつかむという珍しいお姿の仏さまで、お顔は鼻筋が通ったインド系の美形で、引き締まった口元の笑みがすばらしい仏様でした。

  

臨済宗南禅寺派「片岡山達磨寺」の境内には数多くの旧跡があります。本堂は平成16年に落慶した新しいお堂ですが、歴史は古く、3体の仏様が祀られています。なかでも重文の聖徳太子坐像(鎌倉時代)が心に残りました。

笏を持つ手に力強い意志が感じられ、また40才のお姿ということですが、お顔は凛としたなかに穏やかさが満ちあふれていて、なかなかお像から目を離す事ができませんでした。

 

 

 


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