松虫寺は薄幸の美貌の皇女松虫姫にまつわる長く悲しい物語を秘めた古寺です。聖武天皇の第三皇女として生まれた松虫姫は年頃になって重い病にかかりましたが、ある日夢枕に遠い坂東の下総の地に効験あらたかな薬師如来がおられるというお告げがあって天皇は娘を下向させました。姫は印旛沼のほとりで草庵を結び祈りの日々を送ったところ病は全快したそうです。天皇はこのことに謝意を表すため僧行基に命じて一寺を建立松虫寺と名付けました。松虫寺についてはバックナンバー２００９年の４月１１日にも掲載しています。
この辺りは最近開発が進んで新しい道路や橋や住宅が建ってきましたが松虫寺を中心とした数キロ四方は森や林が残り細い農道が走り田圃や畑があって農家が点在する里の風景が広がっています。絵はこのタイムスリップしたような不思議なワンダーランドで描いた一枚です。
天気予報が外れた今日みたいな清々しい絵ですね。
お話も初めて聞く話です。
漸く畑の野菜が生き生きしてきました。白菜、キャベツ、大根、ネギ等育ち始まりました。これから寒くなると鍋の季節です。もうすぐ楽しめます。
絵の元になった写真は実は昨年の秋に訪れたときのものです。今年はまだこんなに紅葉していないと思いますが描いてみました。
爽やかな景色、陰影も見事ですね！
いうことありません！！
やっとスケッチの好季節になりましね。
絵を拝見していると、紅葉を楽しみながら、
遠くへ続く道を歩いている様な感じがします。
笠井先生の貴重な資料をお送りくださりありがとうございます。絵はラテン系気質がよいという先生の説に賛成です。あまりきちんと描きすぎるとちんまりした面白くない絵になってしまいますからね。
スケッチの季節になりましたね。あちこちに描きに行きたいのですがぎっくり腰が悪化すると困るので自重しています。