桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2007・7・20

2007年07月21日 | Weblog
お昼に人気美人脚本家MNと一緒に彼女のエージェントとして韓国のSテレビ局の会長SさんとホテルNで会う。S会長はわざわざMNに脚本執筆を依頼する為にだけ一泊二日で来日したと聞いてびっくりする。打合せが終って隣にあるPホテルでMNとお茶をしていたら、偶然旧知の映画プロデューサーSNに会ったもんだから彼女を紹介したら、俺と話すより彼女に仕事を依頼するモードになってしまって、ここでも又、MNの売れっ子ぶりに驚く。MNは今日の俺のギャラを振り込むと云うが、お金を貰ったらこれを商売にしてしまいそうで怖いから断る。でも、面白いからボランティアではやっていくつもり。一旦帰宅して八時からの30人のパーティの準備。メニューを作り、買い物をして店へ。更に食材を買い足しに自転車で赤坂に。後はパーティが終る11時過ぎまでバタバタ。更に終った後も明日はイベントスペースをレンタルしているので机や椅子の移動や掃除に一時間余り。その為、カウンターに来てくれた五年ぶりに会うMちゃん、脚本家志望のI君たち、TテレビのMさん、N医科大学の教授のKさん、近所に住むMさん、AN嬢、美人姉妹の姉のAさん、美人作家のBさんたちとは殆どお喋りが出来なかった。但し例外は後から来た美人姉妹の妹のNさん。姉のAさんを先に帰してまで、先日ウチの店の客と飲みに行った時に起きた不愉快な出来事を喋り続ける。真偽の程は俺には分からないので、ただただ拝聴するしかなかったけど、まぁ、俺としてはまだ27歳の美人とずっとお喋り出来ただけラッキーと云うこと。今日は美人で始まって美人で一日を終えることが出来た。

2007・7・19

2007年07月20日 | Weblog
朝、起きてすぐさまパソコンに向かい、ご飯も食べずに昨日が〆切だった雑誌『シナリオ誌』の原稿ペラ二十枚を書く。三時過ぎ終了。昔、〆切があっても、一日延ばしにして行って、気づいてみたら二週間も、下手をすると一カ月も、ひどい時は逃亡してしまってすっぽかすなんてことをしていた俺にしては、たった一日しか遅れなかったことは快挙だ。文筆業なら明日はあるかも知れないけど、飲み屋のオヤジはこの後パーティや予約があったから、もしも〆切を延ばして行ったら何時になれば出来るか分からなかったのだ。今日だってMちゃんがお休みだったし、5時には店へ。6時にはNテレビのOさんと先輩の演出家Yさんが早々と来店。続いて妹のファンのFさんとBさん、7時半過ぎにはHさんたち5人、土曜日にイベントをやるHさん、米国人弁護士のHさんとミュージャンのTさん、12時過ぎには脚本家兼プロデューサーのAさんが来てくれる。でも、今日は20枚の原稿を書き上げたもんだから、Aさんが連れて来た作家教室の生徒さんには飲み屋のオヤジの頭でなく物書きの頭で接して、苛めてしまう。こう云う頭をしていると、どんどん苛める材料が思いつくから不思議だ。と同時に物書きの頭なんて嫌だなと自己嫌悪。

2007・7・18

2007年07月19日 | Weblog
連休でさぼっていた経理事務と銀行でお金の出し入れが終った後、今日〆切の雑誌『シナリオ』から依頼された荒井晴彦の処女作『新宿乱れ街・いくまで待って』についてと彼との交遊を書き出す。物書きだった時はどうだったか分からないけど、素人になってからのペラ20枚は結構きつい。構成なんか立てられなかったので、枚数を気にせず、とにかくエンドマークまで書いたら10枚ちょっとしかない。でも、もう九時近かったので書き直しは明日にして店へ行く。カウンターに昔のガールフレンドYちゃんの息子でICU大生のTが同じ大学のAちゃんを連れて来ていたので、お母さんとの話も含めて男と女の話を昨日の続編みたいに喋る。その中で四年前に半年同棲していたKの話をしていたら、偶然そのKから電話があって今から来ると云うもんだから、門限や終電車の時間が迫っていたTやAちゃんも一目Kの顔を見たいと居残る。韓国の映画プロデューサーBさんと一緒に来たKにその事情を話したら、面白がってTやAちゃんとお喋りを始める。始めたのはいいけど、俺は加われない。何故ならBさんも交えてだから全て英語。スタッフのTちゃんも含めて楽しそうに英語でお喋りする5人から遠く離れて俺はいつの間にか舟をこいでいた。

2007・7・17

2007年07月18日 | Weblog
午前中ホテルをチェックアウトして東京へ。部屋で今日のイベント『桃井章の過去60年の女性関係を暴く!』の構成台本の直し。途中流す音楽のCDを借りて3時過ぎに店へ。トーク相手のこばやしあきこさんとMちゃんと打合せ。一度リハして8時からの本番に備える。別に俺はこのトークイベントで過去の女性関係を自慢したかった訳ではない。いや、寧ろふられた歴史を喋ることで、そして還暦間近になっても懲りもせず女性関係を求めている俺と云う一人の男を解剖することで、人生の悲喜劇を感じて貰おうと思ったのだけど、俺の喋り方が悪かったのか、それとも俺と云うキャラが役不足だったのか、観客は一部の人を除いて殆ど聞いておらず、このイベントは失敗に終った。この件についてはもっと書きたいことがあるのだけど、一晩経ってもまだショックが続いていて、それに失敗の理由をまだ分析出来てないので後日。

2007・7・16

2007年07月17日 | Weblog
友人のMさんとOさんの結婚披露パーティに出席する為、夕方から葉山にあるレストランに出向く。夕べ寝不足だったことと調子に乗ってお酒を飲みすぎたこともあって、10時過ぎにダウン。帰ろうと思ったら帰れたけど、Mさんたちがレストラン併設のホテルを取ってくれたので、泊まることする。枕が変わった所為か、最近夢を見なくなっているのに、妙にハッキリした夢を見る。主役はお客さんでもある制作会社Wの経理責任者Iさんだ。誰かと結婚(彼女の顔は分からない)している俺の家庭に、Iさんが突然子連れで居候。処が、Iさんにはその子供以外に隠し子がいて、その子供がIさんを訪ねてくるのだけど、Iさんは後は頼むと逃げてしまうもんだから俺はその隠し子の面倒を見ることになるのだ。俺はIさんの行方を追って制作会社Wに行くのだけど、そこにはよく知っている有名俳優のTがプロデューサーと一緒に相手役のオーディションをしていて、俺はTの隣に坐って相手役の品定めをしたりするのだけど、すぐに邪魔だと追い出されてしまうのだ。他にもWでは女優のNや男優のHにあったりするけど、Iさんは発見できず。家に戻って、Iさんの隠し子にまた気兼ねせずに相談に来なさいと云って、帰すところで目が覚める。Iさんと俺、個人的な交遊関係はない。店のお客さんとして来てくれるだけの人だ。それなのに何故彼が夢に出てきたのか?そしてこの夢の内容は?フロイド先生だったら簡単に絵解きしてくれそうな夢だ。

2007・7・15

2007年07月16日 | Weblog
声帯をやられて手術をしたYちゃんから長いメールが送られて来る。そのメールを読む内、彼女と半年程同棲していた四年前のことを思い浮かべる。Aちゃんから彼氏のことで相談を受ける。話している内、彼女と暮らしていた三年前のことが昨日のことの様に思い出される。去年つきあっていたOから電話がある。どうでもいい電話だったけど、懐かしさで一杯になる。人が聞いたら多分羨ましいと思う程に、俺の人生は「女性関係」で彩られている。決してもてている訳ではない。別れた後でもこうして仲良く電話したりメールしたりするのをみれば分かる様に、異性と云うより同性と見られて親しまれているのだ。けど、始まりは男女関係だったことには違いなく、そんな「女性関係」を赤裸々に語ることで、何か男女関係の真実が見えてこないかと云う意図で企画した「桃井章トークライブ」だけど、ぶっつけ本番じゃ混乱してしまうのではないかと、今日のイベントが終った後、Mちゃんにつきあって貰ってリハーサルをやってみる。軽く考えていたけど、やってみるとひどく難しい。果してみんなに喜んで貰えるのだろうかと気持ちが暗くなる。あー、どうしてこんなこと企画しちゃったんだ?

2007・7・15

2007年07月15日 | Weblog
あんたもよくやるねぇ、と電話してきたNに言われる。17日(火)にやる予定の『桃井章トークライブ』のことだ。還暦間近の桃井の女性関係を全て暴露だって?誰がそんなもん聞きたいと思うのよ?とNは続ける。うん、確かにね。俺は有名人でも芸能人でもないしね。そうだね。 どうしてこんなこと企画しちゃったんだろ?ふと魔が差したとしか言いようがないよねと答える俺。でもね、と電話を切った後で思う。性の目覚めから50年弱、これほどまでに女性の存在に右往左往されて来て、それでも懲りずにこれからもまだ女性を求めていこうと思っている俺の人生って、普通の人間から見ると喜劇的に見えるのではないか?だったら喋る価値がある、聞いて損はしない筈と気を取り直して、トークの構成を考える。火曜日、8時からやります。皆さん、桃井の過去を覗きに来て下さい。店は連休と台風で暇。今日のイベントは入場者が20人を切ったし、一般のお客さんはイチゲンの外人客2人だけ。まぁ、仕方ないか。

2007・7・13

2007年07月14日 | Weblog
昨日来たお客さんの一人が週末から三連休だと云っているのを聞いて、あ、そうか?世間はそういうことになっているのかと他人事の様に思ったけど、と云うことは、今日は三連休の前の金曜日だと云うことに気づき、Tちゃんは昨日の代休で、俺とMちゃんしかいないし、忙しくなったらどうしようと不安に思ったけど、台風接近の影響もあってか、それは杞憂?に終った。早い時間に近所にある大手俳優事務所KのYちゃんがミュージシャンのGさんたちと、続いてS女子大時代から通ってくれているUたち、法律事務所勤務のNさん、近所の美人姉妹のAさんNさん、学会で上京したN県立医大教授のKさんが後輩の医師Nさんと、遅くなって俳優マネージメントをやっているHさんがKさんと来てくれたのみ。三時前後片付けをして店を出たら、金曜日だと云うのにタクシーの空車が目立つのを見て、忙しくなかったのはウチの店だけじゃないんだとホッとする水商売のいやらしさ。
☆桃井章トークライブ(7/17 火 8時から)
桃井章が過去の女性関係を赤裸々に暴露、懺悔します。乞うご期待。入場無料(飲食代別途)

2007・7・12

2007年07月13日 | Weblog
今日はスタッフのTちゃんの26回目の誕生日。昨日と一昨日もTちゃんフェアを開催して大勢の人がお祝いに来てくれたけど、今日は本番とあって、イベントの下見に訪れたOさんたちを除いて、美人OLのJ子ちゃん、若いのにモルトファンのU君、脚本家兼プロデューサーのAさん、G街の酒場のマスターNさん、タレント事務所のYさん、関西の映像会社の女性プロデューサーTさんたち、劇団の主催者で出資者の一人でもあるAちゃん、Tちゃんの友達のF夫妻、Uさん、Rさん、Sちゃんが駆けつけたのに加えて、スタッフのMちゃんとTさんがケーキの差し入れ、更にお客さんから次々にシャンパンのオーダー(合計モエシャンドンが6本)があって、お祝いムード一色に彩られる。2時ちょっと前に閉店。この処、経費削減でスタッフとの飲み会は自粛していたけど、今日は特別。TちゃんのリクエストでMちゃんと三人、六本木の焼鳥屋へ。5時近くまで内輪だけのお祝い。当人は殆ど酔ってないのに、俺はいつの間にか酔死寸前。
☆桃井章トークライブ(7/17、火曜日午後8時から)
今年還暦を迎える桃井章の女性関係を赤裸々に暴露、懺悔します。入場無料(飲食代別途)

2007・7・11

2007年07月12日 | Weblog
夕べと云うか朝、5時に寝たのに9時半に起床。PVの撮影にスペースレンタルしているので10時過ぎに店へ。ちょっと辛いけど、ただ貸しているだけで6万円の売り上げは困窮度がマキシムに近づきつつある店にとっては、ちょっと嬉しい。けど、その30分後、火災保険の更新の為に訪れた代理店の人が5万円近くを奪って行く。お金に縁がない時は、まぁそんなもの。部屋に帰って食事した後、差し迫った用事を片づけようとしたけど、睡眠不足でなかなか捗らない。結局何も出来ないまま、9時に再び店へ。開店前の5時から強引に入って来て飲みだしたらしい映画カメラマンのSさんとFさん、常連のSさんとH大使館勤務のSさん、女性脚本家のSさんと作家教室の生徒のI君たち、名古屋のCテレビのプロデューサーSさんとマネージャーのHさんとMさん、関西のイベントプロデューサーTさん、女友達のNちゃん、そして明日はTちゃんの誕生日なので、カウントダウンをする為に集まったAN嬢、美人OLのJ子ちゃん、自主映画監督のHKとTさん、テレビ制作会社のS君たちで、久しぶりの賑わい。今日までの売り上げで月末から続いた危機的状況は何とか切り抜けることが出来た気がするけど、俺の役員報酬と立て替えた35万を回収するにはもう少しの我慢。最後に来店してくれたIT企業のM社長に、桃井さんはお金がない、ないと云うけど、何処かに蓄えている筈だなんて言われたけど、Mさん、桃井は本当に洒落にならない程お金がないんだって。だから何なのよ?と言われれば、いや、別にと云うしかないんだけど。
☆桃井章トークライブ(7/17 8時から)
桃井のこれまでの女性関係を洗いざらい暴露、懺悔します。入場無料(飲食代別)。エンドレスで続きますので何時からでもどうぞ。質問、ツッコミ有り。