桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2007・7・30

2007年07月31日 | Weblog
月末だ。それに纏わるお金の話は書きたくない。凄い雨だ。それが影響してお客さんがいないことも書きたくない。後三カ月少しで還暦だ。加齢がもたらす体の不調ななんて字にするだけの意味がない。土用の丑の日だったので母と鰻を食べようと朝から電話しているのに、何度電話しても出ないので、倒れているんじゃないかと心配してたら、7時過ぎに電話がかかって来る。留守電にしないで出かけていたとかでとりあえず安堵するが、それから鰻を一緒に食べる訳にも行かず、何となく2時間近く話してしまう。だから何だ?と言われれば、いえ別にと答えるしかないんだけど。銀行に出かけた帰りにふと立ち寄った本屋で『反転』(田中森一著)を買い求める。トイレで読む。風呂で読む。12時過ぎにお客さんが一人もいなくなくなった店の中で閉店時間まで読む。ヤメ検弁護士の波瀾の人生が何故俺を惹きつけるのか?