朝、起きてすぐさまパソコンに向かい、ご飯も食べずに昨日が〆切だった雑誌『シナリオ誌』の原稿ペラ二十枚を書く。三時過ぎ終了。昔、〆切があっても、一日延ばしにして行って、気づいてみたら二週間も、下手をすると一カ月も、ひどい時は逃亡してしまってすっぽかすなんてことをしていた俺にしては、たった一日しか遅れなかったことは快挙だ。文筆業なら明日はあるかも知れないけど、飲み屋のオヤジはこの後パーティや予約があったから、もしも〆切を延ばして行ったら何時になれば出来るか分からなかったのだ。今日だってMちゃんがお休みだったし、5時には店へ。6時にはNテレビのOさんと先輩の演出家Yさんが早々と来店。続いて妹のファンのFさんとBさん、7時半過ぎにはHさんたち5人、土曜日にイベントをやるHさん、米国人弁護士のHさんとミュージャンのTさん、12時過ぎには脚本家兼プロデューサーのAさんが来てくれる。でも、今日は20枚の原稿を書き上げたもんだから、Aさんが連れて来た作家教室の生徒さんには飲み屋のオヤジの頭でなく物書きの頭で接して、苛めてしまう。こう云う頭をしていると、どんどん苛める材料が思いつくから不思議だ。と同時に物書きの頭なんて嫌だなと自己嫌悪。