桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2010・2・13

2010年02月14日 | Weblog
14日で乃木坂で開店してちょうど六年になるものだから、別に何周年というのじゃないけれど、これまでお店を支えてくれたお客さんに感謝したくて、今日仙台牛のすき焼食べ放題、広島直送の生牡蠣とカキフライ食べ放題、勿論お酒は飲み放題で五千円というのパーティを開いた。勿論儲けるつもりはない。赤字にならなければ万々歳という気持ちで企画したことだけど、こんな見込み違いが起きるとは予想外だった。先ずそんなに宣伝しなかったけど、破格の料金だし、参加申込みが殺到すると思ったのに、締め切りの日までに連絡を下さった方は20人少し。それでも当日になって連絡なしで来て下さる方をいれると30人以上になるのではないかと予想し、且つ生牡蠣は一人5ヶずつ食べるとして150個、カキフライ用のむき身は250個の合計45000円余り、すき焼用の牛肉も一人200グラムは食べるとしていつものスーパーに昨日無理に六キロ用意して貰ってして42000円余り、他にネギや豆腐などすき焼の食材やカナッペの材料、更に海苔巻きも三十人前出前して貰って、食べ物だけでかかったお金が何と12万円を超えてしまった。これに6時から11時過ぎまで飲み放題にしたドリンクの原価はいつもだったら一杯1500円もするモルトウィスキーまでOKにしたから一人千円以上墓かっている筈だ。とすると、30人のお客さんが来ていただいたとして、かかる経費は15万円ということになる。でも、30人の方が来ていただけれは15万円の会費が集まるんだし、赤字にはならないと思い、2時からMは250個のカキフライと特製タルタルソースをつくり、俺はすき焼の準備に時間を費やしたのだけど、予約をして下さったお客さんがこなかったり、反対に予約もなしで来てくれた方もいらして、参加者は結局26人。つまり会費分は13万円しかなかった訳で、二万以上の赤字になってしまった。また、皆さん大きな生牡蠣だったこともあってお一人平均三個平均しか食べなかったので50個以上も余ってしまったし、牛肉も二キロ近く余ってしまった。折角予約して来て下さった方にすき焼やカキが足りなくなったら不味いと思って、昨日や今日電話で5人6人と参加したいと仰ってくれた方にはお断りすることになってしまったのに、こんなことなら参加していただけれはよかったと臍をかむ。でも、参加して下さった方は満足して下さったみたいで、去年来店数ベストワンに輝いた夕刊FのUさんに記念のマイワイングラスを進呈したり和気藹々とした集いとなった。それにしてもそれにしても余った生牡蠣、来週は大バーゲンセールにしなくては。生牡蠣は無理としても、カキフライやカキカレー、カキソティなら大丈夫。と云うわけで、いつもは一粒150円見当のカキフライを100円に、千円のカキカレー(五粒入)を800円に、カキソティも五粒で600円の大サービスです。カキ好きの皆さん、是非食べに来てください。水曜日まではやってます。
☆『幽霊を待っている 幽霊が待っている』(作演出・桃井章)
 日時・3/8(月)~3/11(木) 開演・19時半(開場・18時半)
 料金・3500円
 出演・橋本亜紀,小林聡