桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2005・3・15

2005年03月16日 | Weblog
凄まじい一日だった。元々Tテレビの20人のパーティがあることは分かっていた。それが始まってみたら27人になった。大急ぎでテーブルと椅子を増やし、追加の料理を作り始める。その間にも開店早々に放送評論家のMさんたちが来店したのを皮切りに、近所の会社員四人組、俳優事務所のBさんと監督のIさんたち、常連のSさんたちでカウンターと「個室」は埋まった。更にパーティが終る頃に放送作家14人の一行が来店。しばらく待って貰ってパーティの後片付けをしてテーブルを作る。もう洗い物なんかしていられない。下げて来た食器はシンクの中に入りきらず床に置いたまま料理を作る。全てのお客さんが帰ったのは1時過ぎ。汚れたグラスと食器の山を前にして、本当なら2時までオープンしておかなくてはいけないんだけど、とても無理。シャッターを閉めてLちゃんと分担して洗い物に挑み、終った瞬間、椅子に座り込む。考えてみれば十時間以上椅子に座ってなかった。座ることがこんなに気持いいことなんて、変な幸せに暫し酔う。こんな日が毎日続いたらコレドも安泰だ。でも、その前に俺の体が参ってしまうかな。