全国社会福祉協議会の前身である中央慈善協会は明治41年10月7日に設立されますが、その初代会長には渋沢栄一がなっています。渋沢栄一は明治5年には東京養育院という医療福祉施設の運営にも関わりますが、銀行をはじめ500社もの企業経営に関わった日本資本主義の父は文明や技術の発展によって生じる社会問題にも注視しながら社会福祉事業に関わり続けました。現代は高齢化社会をむかえ医療介護分野への注目は集まり、政府も経済政策として力を入れています。現代では薬害問題や医療界での臨床試験論文不正問題など利益を優先するがための様々な問題が起きていますが、人間の命に関わる医療介護の世界で、歴史を振り返り今何をなすべきか考える時期が来ていると思います。
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