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時を越えて救済事業は引き継がれていく

2014-08-10 20:36:51 | 日記

江戸時代、老中首座で陸奥白河藩主の松平定信は寛政改革の際に七分積金という江戸町方の積立制度をつくります。これは江戸の救済事業のためのもので、これが江戸幕府が崩壊して明治に入ると東京府に移管され、東京営繕会議所が引き受け、その会頭に渋沢栄一がなりました。渋沢栄一はその事業として東京養育院という福祉医療施設で、幕府崩壊後、職を失った武士がホームレス状態になったのを収容する施設としてスタートして、その後老人養護施設、児童養護施設、更生施設や長期療養施設、また看護師、保育士なおの養成機関として発展していきました。政権が変わろうとも人物によって救済事業は引き継がれていきました。

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