笑顔の江川

薬害エイズを考える山の手の会のご案内
薬害被害者、がん患者の支援活動
尊敬する勝海舟や田中正造のコメント

根気が強ければ敵も味方になる

2011-12-10 21:51:10 | 日記

「根気が強ければ、敵もついには閉口して、味方になってしまうものだ。確固たる方針を立て、決然たる自信によって、知己を千載の下に求める覚悟で進んでゆけば、いつかは、わが赤心の貫徹する機会が来て、従来敵視していたひとのなかにも互いに肝胆を吐露しあうほどの知己が出来るものだ。区々たる世間の毀誉褒貶を気にかけるようでは、とうてい仕方がない。」(勝海舟「氷川清話」より)

今日の閉塞感漂う混沌とした世界に一番求められている姿勢ではないでしょうか。

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アライアンス・フォーラムー途上国支援の現状

2011-12-10 21:07:09 | 日記

昨日の学生のための薬害イレッサ学習会と本日のアライアンスフォーラムー途上国支援の報告会と20代から30代の若者が多く集まるイベントに参加して、多くの若者が社会問題に関心を持ち社会を良くしていこうと動いていることに未来の明るい希望を感じて2日間を過ごしていますが、同時に社会問題が常に起きている現状もしっかりと見なければと感じているところです。若者は支援活動に熱心で様々な活動に取り組んでいますが、同時にそれは、様々な社会問題が現実にあり社会の重苦しい現実の中で被害を受けて生きている人がいるということです。本日のアライアンス・フォーラムの途上国支援の報告会ではバングラディシュの支援活動をインターンシップとして体験した2名の若者が報告しました。一人は東大の技術系の大学院生で現地でネットカフェの活動報告と、もう一人は外資系金融会社を退職後、金融の知識を生かして現地で金融ベンチャー企業の活動報告がありました。お二人とも素晴らしい学歴を持って活動しています。インターンシップという短い期間でも貴重な体験であったと思いますが、貧困から抜けきれない現地で生きる人々の支援をどのようにしていくか。どの社会問題にも共通していることですが、様々な社会問題でそれぞれ原因に違いはありますが、被害などを、その被害から起きる肉体的・精神的・経済的苦痛は、そこに生活している人々でしか分からず、それを理解することは非常に難しいと思います。それは時間をかけて長い活動の中での被害者などの生の声を受け入れ分かち合っていかなければ理解できるものではないと思います。その解決の道のりは長く、また、理解の度合いを深めていくということは、たんに自分との距離的な遠い近いの問題ではなく、自分との地理的な距離が遠かろうと近かろうと、同じ地球に住む、また、同じ日本に住む、他人事でない自分たちの問題として捉えること、正に当事者意識を持った活動こそが、真の問題解決につながっていくのだと思います。

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