高校時代の仲間と小湊鐡道に行ってきました。
小湊鐡道では昔のSLを模した「房総里山トロッコ」を運行していますが、今回業界人=Kさんに整理券を手配していただいて昔の仲間8人が52年ぶりの再会を果たしました
集合は内房線五井駅。JRと跨線橋で繋がる小湊鐡道のホームには2両編成のディーゼルカー、、、

ホームの花壇といい、なかなか良い雰囲気です
私たちが列車を待つ間、ホームの隣では前に着いた列車の入換え作業。転轍機は当然手動です!
入換え作業をみていたら引込線から私たちの乗る「房総里山トロッコ」が”SL”の推進運転で入線
この”SL”、実はディーゼル機関車で製作した
北陸重機工業株式会社のHPには『デザインは往年のSLを踏襲しつつ、環境に配慮したエンジンを搭載。エアノズルとスモークマシーンを備え、SLの代名詞ともいえる蒸気を演出豊かに排出します』となっていますが、煙突から微かに煙があがっていますね。
私たちが乗った「トロッコ」は「ハテ」の記号と、「HOKURIKU 2015」の銘板。
記号の「ハ」は客車のグレード。1960年以前の旧国鉄時代から1等車には「イ」、2等車は「ロ」、3等車には「ハ」とイロハの記号が振られていましたが、60年以降は二等級に改められ現在の「グリーン」と「普通」に受け継がれています。
2文字目は車両の用途で、「テ」は「展望車」の略。かつて長距離列車でお世話になった食堂車は「シ」、寝台車は「ネ」などと分類される他、小湊鐡道では使われていませんが、旧国鉄では1文字目に車両の重さを軽い順に「コ・ホ・ナ・オ・ス・マ・カ」と区分していました。
車内を徘徊しているので席が暖まる時間もないうちに汽笛を響かせて列車はスタート。
小湊鐡道五井駅の車両基地には国鉄から譲り受けたキハ40!
52年ぶりの仲間たちとの旅のスタートです
