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一澤信三郎帆布店


遺言書を巡る「お家騒動」で、「銀行屋」の長男に三行半を突きつけた三男の「信三郎」氏と職人たちが、元の店舗の筋向いに興した「一澤信三郎帆布店」。
春先から何遍か前は通っていましたが、雑踏整理のガードマンが出る「盛況」にいつも店内で買い物をするのは断念してきました。9月に行ったおり、ふと覗いてみると行列0人!久しぶりに店内で物色をしてきました。
店頭の暖簾はその時のスナップ。

なんでも10月16日に、ご長男らが「職人を新たに28人確保し、材料である帆布を倉敷帆布の納入先の一つである岡山県の業者からの仕入れに切り替え、一澤喜久夫(四男)の技術指導の下、従前の帆布かばんを再現し、2006年10月16日より営業を再開。一澤信三郎帆布については、一澤帆布店の模倣品だとして批判している(以上ウィキペディアから引用)」そうです。

そうはいっても、「さか井」さんあたりで聞く地元の旦那衆の話では「銀行員なんかに鞄作りができるか、取引先も前社長(三男)氏としか取引しない」って言ってました。

私が使っている小ぶりの肩掛け鞄は「東山知恩院前上ル」のタグの付いた旧ブランドですが、まだまだ使い込みが足らず、味がでるのはだいぶ先かな?


今日ネットを眺めたら「銀行屋」さんたちが再開したブランドのバッグがオークションに出てました。事情を何にも知らないで、ブランドだけで買ってしまう人たちがまだ多いんですね。。。
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