緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

東京都保険医協会 在宅における緩和ケア医療のシンポジウムは来週の日曜日です

2019年09月23日 | 医療
台風の爪痕は、
佐賀も、千葉も長崎も、
今なお不自由されている方々にとって
一日も早い復旧となりますよう
心からお祈りしています。




9月29日(日)は東京都保険医協会で
在宅における緩和ケア医療のシンポジウム
登壇させて頂きます。


在宅での緩和ケアというと、
様々なトピックスが思い浮かぶのですが、
あえてここでは症状緩和の話をしたいと思っています。

最後には、すこしACPの話も入れました。

が・・最近気になることとして、
ACP大切だから・・といって、
心に踏み込みすぎる場面も
散見されます。
これから先のことを話合うためには
体が楽に、過ごせている状況をまず整えて、
丁寧に心の扉をノックしたいものです。



参加費無料で
先着70名とのこと。
申し込み先:
https://www.hokeni.org/docs/2019081500024/ 
日本医師会生涯教育単位2.5単位だそうです。

場所は、西新宿の東京保険医協会のセミナールームで
14時~17時です。

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2 コメント

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春さん (aruga)
2019-09-24 23:34:31
ブログにお訪ねくださり、さらに研修会にもお申込み下さり、本当にありがとうございます。
この研修会は、どちらかというと介護、看護の方々にも最近の新しい薬剤のことを知っていただこうという内容で組み立てたので、ACPは、ほんの少しだけなのです。もしかすると、不燃焼って感想になってしまうかもしれません。
テーマによらず、心を込めて・・
温かな、そして現場感覚の大切なメッセージ、ありがとうございました。お目にかかれますこと楽しみにしています。
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Unknown ()
2019-09-24 18:13:20
有賀先生
こんにちは、最近先生の勤務されている病院のがん関連の研修の案内に先生のお名前がなくがっかりしていました。こちらの研修早速申し込みました。病院ではACPはじめました。はじめます。と言いますが、はじめます。やります。と言ってやる事に疑問が…普段の会話からその方の人となり、物語を伺い、そしてどう生きるかを話し合っていく在宅スタッフ。けれど病院に入院すると在宅スタッフはソーシャルワーカーにシャットダウンされてしまいます。
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