最近、臓器移植をめぐる臓器売買がニュースになりました。 かつて、私は大学病院研修医時代、移植外科に席を置き、透析認定医を持っていました。
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6~7年位前だったと思いますが、同じ大学に勤務していたことがあり、当時透析クリニックを開業していた先生から、クリニックの出口近傍にある電柱に、腎移植の勧誘(ブローカー)と思われるような看板を出され、困ったという話を聞きました。 週3回患者さんは透析を受けるため、クリニックに通ってきます。 慢性腎不全から透析になった場合、透析をやめることはできません。 透析から離脱するためには腎移植が必要になりますが、親族から生体腎の提供を受けるか、臓器提供の意思を明示していた場合の死体腎の提供を受けなければなりません。 死体腎は組織のマッチングが難しく、中々すぐにという訳には行かないのが現実です。 透析患者さんの弱みに付け込んだ不法な看板に先輩医師は憤慨していました。 このような”腎臓買いませんか”というような看板は少なくないこと、大概の透析クリニックはこのような看板を近傍に出され被害を受けたことがあるなどを話されていました。
ただ、それを聞いてから、透析クリニックを見かけると周囲の看板を眺めてみるようになりましたが、私自身はそのような看板をみたことはありません。
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アメリカでは、透明性が高い報酬制度を検討しているようです。