頚椎転移のある患者さん。右手の肘から下、手の甲側の鈍い感じと時折混ざるピリッとした感じに対して先週依頼があった。
残念ながら知覚鈍麻、つまり麻痺した鈍い感じには鎮痛薬は効果がない。知覚過敏のピリッとした感じには効果はあるのだが、時々だったのでオピオイドをためらった。化学療法により、血小板が少なく、ひとまず、非ステロイド性抗炎症薬ではなく、アセトアミノフェン 2g 4X と鎮痛補助薬としてSNRIである トレドミン 15mg 1X で、2日後再評価とした。
SNRIは、神経障害性疼痛に効果的な薬剤であるが、中々すぐには効果がでない。
再評価時に、ちょっと待てないなあという印象があったので、前述2剤に加えて、オピオイドとしてオキシコドンの徐放剤を 10mg 2X で開始してもらった。
今日、チームラウンドでベットサイドに伺うと、ご本人いらっしゃらない。動けているのは良いサインだなあと思いつつ、カルテ記載を確認して、次の病棟へ移動した。
ふとしたとき、ご家族にばったり。 「昨日からの薬いいですねぇ。楽になったみたいです。」
おう!やっぱり、オピオイドは効くなあと改めて感心。
結局、知覚鈍麻に効果がないとは言え、麻痺した所には不快な感覚がある。オピオイドは感覚を良くすることはできないが、この不快感を楽にするのだと思う。鈍麻には効かないと決めないで、早くチャレンジすることが大切だと改めて実感した今日でした。
(ところで、人気ブログランキングを クリックしても ランキングの in カウンターが増えないのは何故なんだろう・・・)
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