緩和ケア医の日々所感

*** がんの症状緩和と子育てと ***

原爆投下の日

2006年08月06日 | 社会時事

もう随分前のことだが、放射線診断を専門にされていた医師と話していたとき、今の放射線安全基準は、この原爆被害後のデータ集積を基にしていると聞いた。
原爆落下直後、アメリカから大量の調査団が来て治療はせず(できず?)データを集積していったとも。 

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お元気でしたか?
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被爆から61年、広島で平和記念式典 (朝日新聞) - goo ニュース
平和の祈り「明日の神話」投影 (中国新聞) - goo ニュース

今日は、広島原爆投下の日。 
戦中を生きてきた母から、広島の隣岡山の水島でそのニュースを聞いた日のことを、幼少時に何度となく聞かされてきた。 昨年、広島県緩和医療研修コースのがん疼痛講義の依頼を受け、初めて広島を訪れた。 僅かな時間を使って原爆ドームを見る事ができた。 小さいなあ・・と。 それが、また、痛々しさを増幅する。 

今、我々が安全を確信しながら放射線を扱っていられるのは、この歴史的な惨劇が無駄になっていないということなのかもしれないが、原爆はけして偶発的な出来事ではない。

12年ほど前、在米中にワシントンのスミソニアン博物館でエノラゲイを見た。 記憶が間違っていなければ、そこには、詳しい説明はなく、原爆によって世界第2次大戦は終結することができたとだけ書かれていたように思う。 広島が世界遺産登録をするとき、アメリカは反対した。

そんな、アメリカの傘の下に日本はいる。  

日本人のアイデンティティー(国・民族・組織などある特定の集団への帰属意識)、誇りを失いたくないと感じた今日一日である。
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