庭の花水木が満開に咲き誇っている。まるで雪が積もっているように。
明治45年に、日本からワシントン・ポトマックに桜を送ったお返しに、アメリカから送られたものが最初だったのだそうだ。そういえば、アメリカで過ごした家の庭にもドックウッドを呼ばれる花水木があった。花言葉は、「私の想いを受けて」
不精な私は、集めた落ち葉を捨てることはしない。全て木の根元に山積みし、自然な腐葉土を作る。木はすくすくと大きくなり、年々花も大きく4片の花びらのような白い葉も厚みのある美しさを呈している。枯れた葉が肥料となり次世代に繋がっていく様は、命の循環のようにも感じられる。