緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

悲しみが戻ってくることも;母の日によせて

2022年05月08日 | つれづれ
大切な人を失った時。
記念日は喪失感が戻ってくる日。

母の日もその一つ・・

店頭のカーネーションを見て、あげる人が居なくなったことを実感することも。




今日の初夏の一日が、
そして、
GW最後の一日が、
多くの方々にとって心地よい一日でありますように。



お母さんが旅立った何人か子供たちの顔が浮かびます。

S. Hermann & F. RichterによるPixabayからの画像

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6 コメント

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Unknown (bakenekodiary_tango)
2022-05-08 15:59:35
カーネーションを見ると「母がいない」現実を突きつけられ、さみしい気持ちになります。

去年は母がいましたので、特に強く感じます。
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Unknown (ヒマヒマノキ)
2022-05-08 17:58:25
「お母さんが旅立った何人か子供たちの顔が浮かびます」
aruga先生の言葉に、心を打たれます。

休日、電車に乗っていると、お母さんの姿がなく、
若いお父さんが小さい子をベビーカーに乗せたり、
その手を引いている場面に遭遇することがあります。
考えすぎと思うのですが、もしかしてと思うと
いたたまれなくなります。
随分以前の歌になりますが、岡林信康さんの歌に
「チューリップのアップリケ」という歌がありました。
お母さんが家を出て行ってしまった歌詞内容です。
その歌詞の最後は、
「お父ちゃんも時々買うてくれはるけど
 うちやっぱりお母ちゃんに買うてほし」です。
今でも涙が滲みます。

aruga先生のような思いやりの気持ちをもった先生が、
もっともっといて下さったらと思うのです。
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Unknown (e3693)
2022-05-08 21:52:45
@bakenekodiary_tango さん

この一年のことだったのですね。
実体感をここにシェアしてくださり、本当にありがとうございました。
心から感謝いたします。

aruga
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Unknown (e3693)
2022-05-08 21:58:00
ヒマヒマノキさん

温かなコメント、ありがとうございます。
社会の中には、色々な痛みも悲しみもありますね。
そこにまなざしを向けているヒマヒマノキさんに優しさを感じます。

aruga
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Unknown (jun)
2022-05-08 22:24:45
今年初めて母のいない母の日でした。
カーネーションを仏壇に飾ろうかどうしようかと迷い、結局買いませんでした。ただ、ありがとうと手を合わせました。
去年の母の日、施設のガラス窓越しの母と言葉を交わしたのが最期でした。次に会いに行った時は、もう私の事が分かりませんでした。コロナによって忘れられた娘や息子が多いでしょうね。
母は8月に亡くなりました。
まあ、私も60を遠に過ぎてますし母も92歳で亡くなりましたから大往生なのですがそれでもちょっぴり淋しい母の日でした。
親御さんを亡くされた小さな子どもさんに笑われてしまいますね。
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Unknown (e3693)
2022-05-09 06:54:45
Junさん

2020年9月27日に「あいまいな喪失」という記事を書きました。
Junさんとお母様とのお別れは、コロナ禍がもたらしたあいまいなお別れだったとも言えるのかもしれません。
複雑なお気持ち、少なくない人が感じています。
子供達も例外ではなく、コロナ前も取り残されやすい人々でした。
誰よりもJunさんの気持ちをわかってくれる存在だと思います。
お気持ちをシェアしてくださり、本当にありがとうございました。

aruga
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