先週11日、「子どもたちへのケアを考える」で3人の講師の方にお話を頂きました。その中で、言葉ってすごいなって感じたこと英語で Crisis。意味は、危機ギリシャ語では、カイロスと読み、意味は、チャンス危は、リスク⇒不安、危険を伴うもの
機は、機会⇒ 好機、機が熟し飛躍するとき良い方向に向かうか、悪い方向に向かうかの分岐点が、「危機」つまり、危機とは、ピンチはチャンスであると! . . . 本文を読む
先週は、旭川に出張でした。気温10度・・コートを持参したのに、殆ど誰も着ていませんでした・・知り合いの方から、尿路結石なんだけど、予防ってどうすればいい?という質問をもらいました。実は、私は尿路結石が尿管に陥頓し、急速に水腎症となった経験があります。それ以来、予防対策をして、10年近く再燃していません。
その予防方法についてまとめてみました。まず、石の構成成分を知ります。これは、尿一般検査で、沈 . . . 本文を読む
Chemical coping 関係の文献を読んでいて、CAGEが日本語に訳されていることをしりました。CAGEとは、1984年JAMAに報告されたアルコール依存症のスクリーニング質問表のことです。(Ewing JA. Detection alchoholism. The CAGE questionnaire. JAMA 1985;14:1905-1907)Cut downAnnoyed b . . . 本文を読む
年と共に、また、認知症に近づいていくとき、匂いの感覚が弱っていくと臨床的に実感していました。つまり、嗅覚機能障害は人の神経変性等の早期症状の可能性があり、それに関する報告です。
PLoS One. 2014 Oct 1;9(10):e107541. doi: 10.1371/journal.pone.0107541. eCollection 2014.
Olfactory dysfunctio . . . 本文を読む
オピオイド3剤の薬理特性(鎮痛、腸蠕動抑制、行動抑制、呼吸抑制)を背景をそろえて(ラット、皮下注)、末梢薬物濃度との関係を明らかにすることを目的とした実験。鎮痛効果は、Tail-flick test腸蠕動抑制は、ひまし油経口投与後、5,15,30分オピオイド投与し、下痢の程度とその抑制度を3段階評価その他、運動能、呼吸状態などと薬物の末梢と中枢の濃度を測定。A. Nakamura, et al. . . . 本文を読む
20年位前、当時、国立がんセンター東病院の緩和ケア病棟に勤務していたころ。自分のコミュニケーション力をもっとなんとかしたくて、ダギーセンターのトレーナー シンシア・ホワイトさんのワークショップに参加しました。その後、ルーテル学院大学で学術振興財団の支援で立ち上がった大切な人を亡くした子どもたちのサポートグループてとてとて(手と手と手)のトライアルにファシリテーターとして参加しました。その経験は、私 . . . 本文を読む
アメリカの臨床腫瘍学会Amedican Society of Clinical Oncology (ASCO)から、オンデマンドサイトのお知らせがきました。
ASCO Virtual Meeting On Demand
学会に参加していなくても、トピックスシンポジウムを見ることができます。消化管がん高齢者のがん乳がんQOLに関するシンポそこに、緩和ケアもありました。で、開けてみると昨年の秋の緩 . . . 本文を読む
お母さん、死んじゃうのかなって思ったこと・・・・・がんと聞くと、誰でも、頭によぎることです。どんなに早期でも、完治が約束されるほどのものでも。子供たちに伝えれば、親にとっては、そう思われてしまうことも辛いことですし、子供たちにとっては、そう聞くのも憚られることかもしれません。でも、辛そうにしているお母さんをみると、聞きたくても聞けないことでもありますし、それを口にすると、本当にそうなってしまう。。 . . . 本文を読む
ある胃がんの患者さんを診ていた時、小学校高学年のお子さんがいらっしゃることを知りました。夫は医療費のことを考えても、仕事は休むことができず、お子さんからすると従兄にあたる大学生位のお兄さんが学校から帰ってきたら面倒をみているようでした。一人っ子だったこともあり、私はお子さんのことが気になり、率直にその気持ちをご本人にも夫にも、伝えました。病気のことをお子さんにも伝えてあげたいこと、質問にも答えたい . . . 本文を読む
以前、「緩和ケア医が考えるもっともよい医療とはなにか」というようなテーマで講演の依頼がありました。同時に、がん治療医が考えるもっともよい医療について同じテーマで、併行した講演が予定されていました。困りました・・・・その二つの間にも、どこにも、患者さんの姿を見つけることができなかったのです。医師にとっての医療ではなく、私にとっては、答えは患者さんの中にあります。患者さんの望みを一緒に整理してみて、や . . . 本文を読む
日本癌治療学会アップデート教育コースは300名を超え、参加者は最高記録だったようです。会場が広かったので、制限をしなくてよかったのが理由ですが、本当に多くの方に学んでもらえてよかったです。私自身、ほぼすべてのレクチャーを聞くことができました。新たな報告があり、ガイドラインがアップデートされ、遠隔転移のある膵がんでも治療の選択肢が5つ(!)に増えたこと前立腺癌に新たなホルモン治療薬エンザルタミド登場 . . . 本文を読む
地域の訪問看護師さんから、こんなことが最近あって・・とお話しいただいたことがありました。患者さんのご家族に、医師から
麻薬を、患者さんの苦痛を取るために投与しましょう。副作用に呼吸抑制がありお亡くなりになることがあります。薬は始めて良いですか?ご家族が決めてください。と説明したのだそうです。ご家族は、当然、始めないでください。とおっしゃいました。結局、辛い思いをさせてしまう時間があって、悲しかっ . . . 本文を読む
病名告知や再発などの患者さんにとって、好ましくない情報を伝えることについて考える時、整理しやすい言葉があります。以前、サンデル教授の白熱授業で登場した言葉でもあります。
"consequential moral reasoning" 帰結主義的道徳原理結果が良いことが道徳的に正しいこととする考え方 "categorical moral reasoning" 定言的道徳原理 . . . 本文を読む
時々もらう質問。「患者さんに死を受容させてあげる方法を教えてください」私自身、死を受容できるだろうか・・そんな風に考えてみても、今も、そしてこれからも、死を受容するなんてできないと思っています。加えて、受容させてあげる・・こう考えた時点で、何か間違っているように思います。患者さん自身の価値観を外から力で変えようとしているように感じるのです。医療者の役割は、患者さんの価値観を変えることではなく、どの . . . 本文を読む
(写真は、まもなく郵送されるポスター)一生の内にがんになる人は、男性3人に2人、女性2人に1人です。男性は、60%以上です・・がんは、高齢化によって増加を続ける一方で、5年生存率90%以上のがんも増えてきました。診断直後、経過観察中、治療中、治癒した後の方などがんと診断されたことがある方は、2015年には約530万人と推定されており、これは、国民44人に一人に相当します。がんは、増えているだけでは . . . 本文を読む