金曜日は、パシフィコ横浜のがん治療学会で、8時~10時のインターナショナルセッション14で座長細川先生、演者ストラッサー先生、服部政治先生と私で緩和ケアのシンポジウムでした。私は日本のガイドラインベースのがん疼痛の基本的な話と今年6月に発刊された呼吸器症状ガイドラインの紹介。服部先生は、ブロック等局所アプローチの専門的な話。ストラッサー先生は、がん治療と緩和ケアの融合(Integration)をテ . . . 本文を読む
学術大会の市民参加セッションのことで、資料の作成を求められ、色々考えていました。そんな中・・・マインドフルネス呼吸を整えて、意識を集中させて、自分の心、体に気づくあるがままの自分を見つめる内省内観自分自身の行動や感情について熟考すること瞑想自我を切り離すことで心の静寂を感じる色々言葉はあるけれど、これらが心の健康に良好に作用し、自分の幸せに気づくことができ、辛いことであってもその意味を見つめること . . . 本文を読む
先週の記事を書いた後、別件で株価変動をみていたところ、ナルテメジンの企業さん、通常5000円前後の推移のようですが、一時5600円位まで上がって、すごく驚きました。まさか、ここに書いたことがその発端ではないとは思いますが、アクセス数も大変多く・・・・昨年はこのお休みを使って、五島列島に出かけたのですが、今年は、シルバーウィークということもすっかりと忘れていて、一度も行ったことがなかったIKEAを覘 . . . 本文を読む
1年前、同級生が亡くなりました。ご夫婦で、事故でした。急なことで、通夜にも葬儀にも行くことができず、その友人を思う時間は、とまったままでした。一周忌、その時同乗していた息子さんが迎えてくださり、お墓参りに伺う機会を頂くことができました。同級生との再会し、墓前に参り、止まっていた時間がやっと、また前に進み始めたような感覚になりました。生きろ・・と聞こえてきたように思いました。そして、きっといつか、ま . . . 本文を読む
東京は急に暑くなり、今日は半そででした。日本緩和医療学会理事選では、多くの方々に励ましのお言葉を頂き、本当にありがとうございました。お蔭様でさらに一期、理事として働く場を与えて頂くことができました。来年の学術大会や学会委員会を通して、社会との距離が近づけることができるよう動き、汗をかき、還元できるよう頑張りたいと思っております。どうか、ご指導、ご鞭撻くださいますようよろしくお願いいたします。私の所 . . . 本文を読む
1週間前に開花宣言をした東京ですが、その後、気温が上がらず、今日も5分咲き位かなあという木が多いように思います。昨日は、新宿南口に今までバラバラだったバスターミナルができ、そこにミライナタワーができました。新しくオープンしたNEWoMan(ニュウマン) の7階に、なんと、所属大学の附属クリニックが入ることになり、その内覧会と祝賀会がありました。祝賀会の会場からは、新宿御苑や神宮が一望できたのですが . . . 本文を読む
幸せについて知っておきたい5つの事幸せとは技術である(中経出版)NHK 白熱教室 幸福学の中で仏教か何かの言葉だと思うけれど・・という前置きで説明された言葉。この本にも最後に登場しています。痛みは避けられないが、苦しみは選択できる。ほう・・どういうことだろう・・と思い調べてみました。出典は、仏教ではなく、マラソンランナーの言葉を引用したニューヨークタイムスの記事を村上春樹さんが、著書「走ることにつ . . . 本文を読む
最近、TVに緩和ケアに関連したものが目に留まるようになりました。先月、1月のNHKクローズアップ現代の鎮静に関する番組は色々なところで議論されていましたので、これは割愛・・・最近、FBを通じてフラジャイルについて、教えていただくことがありました。フラジャイルフジTVの公式サイトhttp://blog.fujitv.co.jp/FG/index.html緩和ケアは患者の身体的、精神的な苦痛、負担を緩 . . . 本文を読む
国立国際医療研究センターに勤務したことがある医師、薬剤師の会がありました。いわゆる同窓会です。勤務していたころ、後期研修医だったり、臨床指導医だった先生方も開業されたり、病院の中心的な存在になられたりして、随分時間がたったのだなあとつくづく感じました。私にとっては、一人で緩和ケア科を立ち上げた病院でもありましたので、若い先生達とは、苦楽を共にした感があり、懐かしさで一杯でした。そうした中、今なお、 . . . 本文を読む
2015年は家族が大きく動いた年でした。父が亡くなり姉に相続すべて託したことで、故郷は一層遠くなってしまいました。
海外でのさまざまな出来事に毎日無事を祈った次男でしたが、エチオピア研修を含むUCLの院を1年で(私からすればありえないような成績で)卒業し、次の夢に向かって働き始めました。夫と私、長男は大きなこともなく元気です。
2016年は、緩和医療が社会にとって、役に立っていると感じてい . . . 本文を読む
ETVをつけっぱなしにしていて流れてきた言葉・・「死を受け入れるというのは、 大変なエネルギーがいることです。 けして、これは受け身のものではありません。 死を受け入れるとは、 死を生きるということなのです。」ああ・・本当に、その通りだ・・死を受け入れるということが実は、未だに私には理解しきれていませんでした。人は、死を受け入れるということが本当にできるものなのか・・それは、どういう心の状況なのだ . . . 本文を読む
このところ、合理性とか、効率性とか、無意識に慣れ切っていたなあと思います。このシルバーウィーク、夏のリセットウィークとし、今まで行きたくて行けなかった五島列島に旅に出ました。博多からフェリーに夜中に乗り、小値賀島に朝4時40分に着き、仮眠後、朝7時25分に向かいのほぼ無人(正確には一人)の野崎島に渡りました。黄緑色の二つの島です。画像https://ja.wikipedia.org/wiki/%E . . . 本文を読む
写真の出典:己の如く愛した人 永井隆http://www.city.nagasaki.lg.jp/peace/japanese/abm/insti/nagai/nagai_s/nagai005.html35年ほど前、私は医学部大学受験に一度失敗し、心ここにあらず・・といった心境の中、何となく長崎に一人旅にでました。なぜ、長崎を選んだか・・あまり、記憶に残っていないのですが、高校生のとき、近所の教会 . . . 本文を読む
医療者の間で、End-of-life (EOLとも略しますが、終末期の最近の呼称)において、「遠い親戚」という言葉を使うことがあります。日常的には、本人の意思決定プロセスにはあまり、関与していない親族が、最後の最後(最期)になって、その意思決定を覆したり、揺らがせたりするようなことがあります。そのような患者さんご本人とは会話ができていなかったり、医療の経過をあまりご存じない方をさします。先々週、父 . . . 本文を読む
今日の六義園の枝垂桜です。満開・・朝9時の開門なのですが、8時45分頃、この期間は臨時に開いている染井門に30人位ならんでいたところ、50分位には中に入れてくれました。そして、枝垂桜のたもとでは、、9時までの間の10分間に限り、人が入らない桜の写真が自由にとれるように桜には近寄ってはいけないルールの元、皆さん、シャッターを切っていました。とっても、粋な計らいです・・写真が趣味の夫は沢山撮っていまし . . . 本文を読む