ジャーナリスト江川紹子さんの「EGAWA SHOKO JOURNAL」2006年04月04日「ブーイングで始まりブラヴォーで終わった『トゥーランドット』」をみなさん読まれましたか。大新聞が決して書かないことが載っていて面白いですよ。
オペラ好きで有名な小泉首相が4月3日夜、サントリーホールで、トリノ五輪メダリストの荒川静香さんとプッチーニの歌劇「トゥーランドット」を鑑賞した話は、翌日の新聞やテレビで大きく報道されたとおりです。このときちょっとした“事件”があったことは、「しんぶん赤旗」(06.4.17)の「朝の風」をみるまでまったく知りませんでした。
やはりオペラ好きの江川紹子さんが偶然同じ公演を見に来ていました。
「いやはや、すごいブーイングの嵐でした。これまで音楽会やオペラで、こんな激しく長いブーイングは、聞いたことがありません。しかも、このブーイングがあったのは、公演が始まる前のこと」。
「開幕直前、2階席の最前列に小泉さんが現れたのですが、なんと荒川静香選手を伴っていました。その姿が見えた途端、すさまじいブーイングが起きたのでした」。
こう書きだした江川さんは「たぶん、荒川さん一人だったら、大拍手とブラヴォーで迎えられたでしょう」「本当に、今日のブーイングは荒川さんにはお気の毒」といいます。
同時に「小泉さんが一人で来られたとしても、こんなブーイングの嵐にはならなかったと思います」
でも、荒川さんとのツーショットというマスコミの注目を見越したパフォーマンスが「かなりの人たちの目に、あざとい、という風に映ったのでしょうね、きっと」と指摘します。
翌朝の全国紙五紙はきっちりとこのブーイングの話は一行も載せませんでした。官邸のメディア戦略に無批判的に乗るだけの大手マスコミの姿を端的に示す出来事でした。大手マスコミの情報操作に乗せられないためには、意識的な幅広い情報収集の努力が必要なことを思い知らされた出来事でした。
オペラ好きで有名な小泉首相が4月3日夜、サントリーホールで、トリノ五輪メダリストの荒川静香さんとプッチーニの歌劇「トゥーランドット」を鑑賞した話は、翌日の新聞やテレビで大きく報道されたとおりです。このときちょっとした“事件”があったことは、「しんぶん赤旗」(06.4.17)の「朝の風」をみるまでまったく知りませんでした。
やはりオペラ好きの江川紹子さんが偶然同じ公演を見に来ていました。
「いやはや、すごいブーイングの嵐でした。これまで音楽会やオペラで、こんな激しく長いブーイングは、聞いたことがありません。しかも、このブーイングがあったのは、公演が始まる前のこと」。
「開幕直前、2階席の最前列に小泉さんが現れたのですが、なんと荒川静香選手を伴っていました。その姿が見えた途端、すさまじいブーイングが起きたのでした」。
こう書きだした江川さんは「たぶん、荒川さん一人だったら、大拍手とブラヴォーで迎えられたでしょう」「本当に、今日のブーイングは荒川さんにはお気の毒」といいます。
同時に「小泉さんが一人で来られたとしても、こんなブーイングの嵐にはならなかったと思います」
でも、荒川さんとのツーショットというマスコミの注目を見越したパフォーマンスが「かなりの人たちの目に、あざとい、という風に映ったのでしょうね、きっと」と指摘します。
翌朝の全国紙五紙はきっちりとこのブーイングの話は一行も載せませんでした。官邸のメディア戦略に無批判的に乗るだけの大手マスコミの姿を端的に示す出来事でした。大手マスコミの情報操作に乗せられないためには、意識的な幅広い情報収集の努力が必要なことを思い知らされた出来事でした。
後に彼女(犯人)の家族が役員になった。