プロメテウスの政治経済コラム

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「南北非武装地帯を米朝首脳が一緒に歩いて越す」映像   長く歴史に記録されるだろう

2019-07-01 18:19:04 | 政治経済

 「南北非武装地帯を米朝首脳が一緒に歩いて越す」という映像は、衝撃そのものだった。おそらく今後何十年も繰り返され、2019年6月30日という日が振り返えられるのだろう(https://news.yahoo.co.jp/byline/maeshimakazuhiro/20190701-00132361/)。

 分断と冷戦の象徴である板門店で南・北・米首脳が30日、手を握りあった。金正恩国務委員長は「過去を清算して未来に進もう」と第一声を出した。トランプ大統領は「米国大統領として軍事境界線を越えることができたことを光栄に思う」と話した。

 南・北・米三首脳の出会いと米朝首脳の板門店での会談は、朝鮮半島の冷戦解体と休戦体制終息につながる歴史的転換として長く記録されるだろう。「もうここは危険ではない」という金正恩委員長の言葉は象徴的だった。

 それにしても情けないのは、安倍首相取巻き外務省である。どうやら、安倍首相と日本政府は、事前も、会談が終わってからも、何にも知らされていなかったようだ。
5月28日の日米首脳会談後の共同記者会見で、安倍首相は、こう胸を張っていた。「最新の情勢を踏まえ、方針の綿密なすり合わせをした。日米の立場は完全に一致している。拉致問題の一日も早い解決に向け、次は私自身が条件をつけずに金正恩朝鮮労働党委員長と会い、率直に虚心坦懐に話をしたい。トランプ大統領からも「全面的に支持する」「あらゆる支援を惜しまない」との力強い支持をいただいた
どうも安倍首相の言うことは、なにかにつけ信用できない

 


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