プロメテウスの政治経済コラム

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「加計」愛媛県文書 柳瀬氏らと面会の情報を掴んだ農水省が提出を要請したもの

2018-04-16 19:23:19 | 政治経済

学校法人「加計学園」の獣医学部開設を巡り、農林水産省で見つかった愛媛県職員作成による柳瀬唯夫首相秘書官(当時)らとの面会を記した文書は、県が農水省の要請で、二〇一五年四月の面会直後に同省へ提出したものだったことが政府関係者への取材で分かった。柳瀬氏らと面会する情報をつかんだ農水省から「どんなやり取りがあったのかを至急確認したい」と連絡があったという。(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201804/CK2018041602000126.html

農水省は当時、獣医学部の開設に慎重で、政府関係者は「農水省が県に面会記録の提出を求めたのは、学部開設を進めようとする官邸側や学園などの動向を探るためだった」と証言している。県の担当者が国への提出文書に虚偽を書く可能性は考えにくく、内容の信ぴょう性が高まった。

ところが、柳瀬氏は「記憶の限りでは会っていない」と面会を否定している。何故か。

安倍首相は、加計学園の獣医学部新設計画を「(国家戦略特区と認定された)17年1月20日に知った」と説明してきた。ところが、柳瀬唯夫首相秘書官が首相の知らないところで、愛媛県、今治市の担当者と学園事務局長らと面会したのは、2015年4月2日。首相秘書官が事前、事後に首相に報告しないことはあり得ない。またまた安倍首相は、作り話をでっち上げた。


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