プロメテウスの政治経済コラム

プロメテウスは人間存在について深く洞察し、最高神ゼウスに逆らってまで人間に生きる知恵と技能を授けました。

11月4日(金)のつぶやき

2011-11-05 01:06:29 | 政治経済
18:23 from web
「不満を持つ人に配慮すれば前に進まない」とTPP推進に邁進する前原政調会長。直属の“部下”の桜井充政調会長代理が、交渉のテーブルについて言い分を主張しダメなら脱退したらいいのではないかという議論が、いかに馬鹿げた幻想であるかを看破した(http://t.co/6cawheEp)。
18:29 from web
桜井が指摘したのはこれまでの日米交渉の歴史だ。戦後のGHQ支配から安保支配を持ち出さなくても、「建築基準法の改正」「会社法・労働法の改正」「大店立地法の制定」「司法制度改革」「第3分野の保険への外資の参入」。すべてが米国の圧力によって、米国に利するように改正、制定、開放された。
18:34 from web
その結果、例えば、輸入住宅は1300戸→10万戸に増えた。労働派遣法で非正規雇用が増え、男の30%、女の20%が結婚できなくなった。正規雇用から非正規雇用に切り替えた大企業は浮いた金を株主に還元し、米国の投資家の懐にたっぷり金が流れた。TPP推進論者は言葉は悪いが売国奴なのだ。
18:47 from web
米国からの圧力を受け、政府は牛海綿状脳症(BSE)問題を理由にした米国産などの牛肉輸入規制を緩和しようとしている。日本や韓国には”BSE規制は不当”と圧力をかける米国が、TPP交渉では、豪州、ニュージーランドを念頭に米国内の生産者保護のためにセーフガードの強化を主張している。
18:58 from web
これが覇権国家アメリカの姿である。オバマ大統領はTPP交渉の権限を議会から与えられていない。議会は各種業界の利益を代表する議員が牛耳っているから、アメリカの政治・外交は平気でダブルスタンダードになる。そして、その理不尽を巨大な軍事力で無理やり世界に押し付けるのだ。
19:05 from web
パレスチナの正式加盟を承認したユネスコに対し、米政府が、ユネスコ予算の22%を占める拠出金を凍結する仕返しにでたのも同じ帝国の横暴である。アメリカ文化を押し付けるときにはさんざん利用し、120カ国以上が国家として承認しているパレスチナを自分の都合で認めない。
by torahori on Twitter

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