プロメテウスの政治経済コラム

プロメテウスは人間存在について深く洞察し、最高神ゼウスに逆らってまで人間に生きる知恵と技能を授けました。

なぜ安倍首相はウソをつき続け、辞任しないのか

2018-05-29 17:29:02 | 政治経済

国会審議の結末はやる前から分かっていた。野党は安倍疑惑追及に大声を上げる。なにしろ疑惑満載だからだ。あらゆる矛盾が次から次と出てくる。
とうとう学園関係者が、獣医学部新設を実現するため、「安倍首相の名をかたり、架空の面談をでっち上げました」とまで言い出した。県や市が獣医学部の施設整備費として計約93億円の税金補助を決めた背景には、安倍首相と加計理事長の「面談」を踏まえ、国という後ろ盾を信用したからだろう。それが県や市に何ら説明もなく、当然、「面談は作り話でした」と言われて「ハイそうですか」となるのか。

ところが、それでも安倍首相は白を切るしかない。
会ってません、知りません、私も妻も関与していませんと繰り返すしかない。
少しでも非を認めれば一瞬にして終わるからだ。(http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/355.html

そして、政治不要論はまずます昂じる。各社が発表する世論調査を見ても国民の政治不信は明らかだ。政治を見放したなかで、内閣支持率も与野党の支持率も微動だにしない。3割の安倍信奉者と2割の弱小多党野党支持者、5割は選挙にも行かない。自民党支持は変わらず、野党の支持率はばらばらなままで、一向に高まらない。これを要するに国民は政治にうんざりしているが、変革に立ち上がろうとはしない。だから、安倍首相は辞めない。国民が本当に怒って政権交代を望むなら韓国のようにキャンドル革命に立ち上がるほかない。それをせず、傍観を決め込むなら現状維持でいいと言っているのと同じである。

 

 

 


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