プロメテウスの政治経済コラム

プロメテウスは人間存在について深く洞察し、最高神ゼウスに逆らってまで人間に生きる知恵と技能を授けました。

夫婦そろって無意味な外遊に明け暮れた安倍・プーチン首脳会談

2018-05-29 17:06:58 | 政治経済

さすがにどの新聞も成果がなかったと書いている。笑ってしまったのが読売新聞だ。
きのうの予定稿の記事と同じ事を書いている。事前と事後でまったく同じだ。やらなくてもよかったということだ。(http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/359.html

21回目となった安倍晋三首相とプーチン大統領による日ロ首脳会談は、北方四島での共同経済活動についても議論したが、成果は乏しかった。日本は領土問題解決の足がかりとして期待するが、活動の前提となる法整備が日ロ間で整わず、米ロの関係悪化も影を落としている。
会談で両首脳が一致したのは、7月か8月に共同経済活動に参加する事業者による四島への調査団を派遣することだ。共同記者発表で、安倍首相は「日ロが協力すれば、お互いの利益となる大きな仕事が実現できる。その中でこそ双方が受け入れ可能な解決策を見いだせる」と強調した。
しかし、実務面での進展はほとんどない。日本政府は今回、ウニの養殖やイチゴの温室栽培などの事業化を発表に盛り込もうとしたが、調整は間に合わなかった。事業者の法的立場や違法行為に対する取り締まりなど、共同経済活動に必要な「特別な制度」の策定に向けた議論も進展しなかった。
日本は四島を日ロ双方の法律とは異なる法制度が適用される特別な地域とすることで、領土問題解決につなげるシナリオを描く。ロシア側も経済協力の拡大には前向きで、欧州とのような経済の相互依存関係を構築する意向だ。しかし、今回の首脳会談に同席したウシャコフ大統領補佐官が「日本が第2次世界大戦の結果を認めることが前提だ」と語るなど、四島にロシアの法律を適用するとの立場を崩しておらず、首脳会談でも平行線だった。(https://www.asahi.com/articles/ASL5W41MDL5WUTFK006.html

何度も同じことの指摘で恐縮だが、安倍外交には、自主性が全くない。

安倍首相、朝米会談に対する立場が行ったり来たり…今度は「実現を強く期待」(http://japan.hani.co.kr/arti/international/30710.html
朝米首脳会談調整のための両国接触が進行される中で、安倍晋三首相が今回は「朝米首脳会談の実現を強く期待する」と発言した。彼の発言は、朝米首脳会談実現の展望に応じて波打ち続けている。

安倍首相はトランプ大統領の朝米首脳会談取り消し発表が出てきた直後の25日(現地時間)午前には、訪問地であるロシアのサンクトペテルブルクで「トランプ大統領の中止の判断を支持する」と述べた。しかしトランプ大統領がわずか数時間後に“取り消しを取り消し”する動きを見せると、この日午後には「朝米首脳会談の開催は必須不可欠だ」との立場を明らかにした。ドナルド・トランプ米大統領が27日午後、6・12シンガポール首脳会談調整のため朝米接触が進行中という事実を確認すると、28日には朝米首脳会談に対する立場をはっきり「朝米首脳会談の実現を強く期待する」に変えた。

今や国民の7割が安倍首相の言うことを信用していないが、これでは外交相手国もまともに付き合う気にならないだろう。

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。