加山到のハマッ子雑貨飯店

おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい雰囲気が伝われば嬉しいなっと。08年11月6日開店!

シン・トップ・セカンド鑑賞

2022-06-04 | あ、これ見ました

減収により4カ月の間、ライブも舞台も映画も自粛していましたが、どーーーーーしても見たい映画が3本ありましてで、開けてしまいました。禁断の貯金箱(汗) ホントはね、愛妻と旅行に行く時のためにコツコツ貯めていたんですけどね。仕方がない

その他にも「帝銀事件・死刑囚」「女囚701号さそり」「非行少女ヨーコ」「もう頬づえはつかない」「バージンブルース」などなど60年代~70年代の旧作を見たかったんですけど、そちらは我慢

で、見たのが・・・今の時期において御多分に漏れずに「シン・ウルトラマン」

56年前のオリジナルドラマシリーズを彷彿・再現・リスペクトしている演出にニヤリ 子供の頃に見て「お!」「あれ?」「ふ~ん」「あははは!」と感じていた事を、同世代の監督やプロデューサーも感じていたんだなってなことを共感させてくれました(ゾフィーとの会話とか、引き込まれた・・・) と、同時に「そりゃないだろ」「それはどうかなぁ~」など”今どき感覚”の描写に、現代を反映させるゆえの難しさを感じましたね(怪獣の姿形とか、現場に行くにもスーツにネクタイ、スカート姿の隊員とか)

こうなると、ライダー派の私としては来年公開の「シン・仮面ライダー」が楽しみです

当然の如く、こちらにも行って来ました。「トップガン/マーヴェリック」

前作から36年目に公開されたわけですが、私を含め前作を見ていた人は素直に「よし!見に行こう!」となるのはわかります マーヴェリックがどんな様子になっているのか、前作に出演していたメンバーは出るのか、アクション場面はパワーアップしてるのか・・・。でもね、前作を見ていない、つまり平成になってから生まれた人たちが足を運ぶのはなぜなんだろう? シリーズ化してヒットを続けている「ミッションインポッシブル」のトム・クルーズが出ているというだけで、これだけの大ヒットにつながるのだろうか? トムの人気もあるだろうしコロナの影響で公開が2年遅れたゆえにじらされた事も関係しているかもしれないし、予告編に映し出されるカッコよさもあるだろうけど、それだけではない「何か」がこの映画にはあるような気がしています

SNSにも上げたのですが、私がこの映画を見た時、上演終了後に杖をついてヨタヨタ歩いて劇場を出て行った70代と思しきおばあちゃんがいました。このおばあちゃんも前作を見ていたのだろうか?当時30代だったであろう頃に、トムのファンになったのだろうか?それとも”アイスマン””グース”のファンだったのだろうか?

いずれにせよ、身体にガタが来て階段を上がり降りするにもしんどそうな高齢者をも呼び寄せる魅力があるんだろうな、この映画には

そしてもう一本。「ワン・セカンド」。中国映画で原題は「一秒鐘」

文化大革命中にとあるきっかけで罪人として”労働改造所”に捕らわれていた男が、劇場で上演されるニュースフィルムに、我が娘がチラッと(1秒だけ)映るという情報を得て、それを見たいがために改造所を脱走する・・・娘を想う父としての必死な姿を描いた作品です。道中、弟をかばうために映画のフィルムを盗もうとする姉と出会い、フィルムをめぐって逃亡男と繰り広げられる「攻防戦」のような展開が、見る者を物語に引き込ませてくれます。監督は巨匠・チャン・イーモウ(張芸謀)

家族愛をテーマにしつつ、文化大革命期の田舎の庶民生活を知る事が出来る意味でも面白い作品です

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